うみにおふねをうかばせて

四十路 田舎嫁 あれやこれや。

インフルエンザその後

2024-02-17 01:46:00 | 日記
約半月ほど前。
私の住んでいる地域では
インフルエンザ&風邪が大流行。

なので、
「子供が熱をだして。。。」
「主人が具合が悪そうで。。」
と来店されるご家族や、
体調が悪い当ご本人などの接客も
割と頻繁にありました。

一応、
接客業の私としましては、
日頃から各ビタミンの摂取や、
ワクチン摂取や、手洗いうがい、
しっかりとした睡眠など、
できるだけ予防対策は
勿論していました。

それなのに
あー、それなのに。

インフルエンザの猛威も
下火になりつつあったある日。

私は。
あろうことか。

インフルエンザに、
なってしまいました。

なので。

ちくしょー!!
仕事休んじゃったじゃないかー!
布団の中でプンスカしてました。

休んだ日数分の稼ぎを取り戻すのは、
結構、酷な年頃。
決められた日数と時間働くだけで
もう身体はお疲れ様信号だしちゃう。
からさ。

あーぁ。
今月美容院行きたかったのに。
洋服買いたかったのに。。
。。出費抑えなきゃ。。
というストレス。。ムムム。

上がる一方のお熱でしたが
平熱が高いお陰か、ぐったりもせず、
ただハイテンションにだけは
なりましたので、
傍らにいる旦那さんに
あーだこーだと
饒舌に喋っておりました。w

そんな中ふと。
ある考えが浮かんで
旦那さんにそれを伝えました。

「インフルも収束してきてるのに
今更感染なんて、なんか
流行りに乗り遅れた気がする。
それがちょっとダサい気がしないも
ないですな」

と私。

今まで、私の独演会を
類稀な生返事スキルでもって
聞き流していた旦那さんでしたが
嫁の意味不明発言に、
一瞬はてなな顔をした後、
次の瞬間にはニヤリと笑い、

「そうだね。
そのちょっとダサい感じ.
うみさんらしいよね」

旦那さんは華麗に
いつもの返しをしてきました。

「因みに、ダサくない俺は、
ダサいうみさんからは
決して感染らないと宣言するよ」

その答え
意味わかんねーよ。

自分のことは棚に上げている
状態の私はそう答え、続けて

「嗚呼。何故、労りの言葉や
優しい言葉もなく、
元気いっぱいいつも通りの
皮肉しか言えない旦那なのだろう。。」

ため息とともに
そう呟いてあげたらば、旦那さん、
すごく喜んだ顔をしていました。
なんとも我が家らしい会話です。

たまにはこの小競り合いが
ストレスになることもあるのですが

もういっそのこと、いつ何時も、
こんな馬鹿みたいな小競り合いが
あるってことが、逆にいつも通りの
通常運転で素晴らしいってことなんだわ。

とすら、
今回のインフルで思えるように
なったのは、
収穫か年の功ってやつです。
多分。

そうして、インフルが完治し。

沢山汗を吸ってしまった
毛布や布団をクリーニングに出し、
すっきりした気分でいたのですが、

枕がノーマークだったことに気付き、
それは自宅で洗濯することにしました。

枕をつけ置きして1時間後、
どれどれと、洗濯槽を覗きこんで
みましたが。

まあ、びっくり。
わおー!!と声まででちゃいました。

めちゃくちゃ茶色の水!
どんだけ汚いの!?

一回のつけ置きでは
落ちきれないかも
しれないわ!

そう考えた私はその後、
枕を押し洗い&つけ置きの
作業を繰り返したので、
気づいたら午後になっており、
干し乾かす時間が
なくなってしまいました。

その晩は当然、枕無しで寝ましたが、

押しに押しまくり洗いで
綺麗さっぱりになり、
一晩月明かりに照らされて
スピリチュアル感もチャージされた枕で
次の晩に寝た時の私の気持ちは

健やかでございました。


ちゃんちゃん。