うみにおふねをうかばせて

四十路 田舎嫁 あれやこれや。

ボクの我慢

2020-11-10 14:53:00 | 日記
車中で「ハナミズキ」が流れだした。
なので薄く小さな声で歌いだした私。

「ほんとにさ。」

カーブに差し掛かりながら
旦那さんが呟いた。

「この曲だけは歌うの上手いよな。うみさん」

だけ、は。か。

ほんとしっかりと
皮肉も忘れないお方だ笑

「ほんとにさ」

しつこいわ。笑

それは、何年か前にカラオケで
私がこの曲を歌ったときの話だし。

普段、私のイケイケな選曲に
またかよ的な雰囲気で 
全く興味を示されたことはなかったのに、
イントロでマイクを持ちだした私に
お前さん、バラード歌うの?と顔をあげ
そのまま丸ごと一曲試聴体勢。
だったことを。

「この曲は歌いやすい曲ランキングに
入っていたよ。確かね」

「あぁ、そうなんだ。納得」
旦那さん、どこまでも皮肉屋。

旦那さんよ。確かにこの曲は
歌いやすいランキングに入ってはいますが
それ以上に私は聴きこんでいるのだよ。

オリジナルではないバージョンで。
そうしてその歌い方に馳せているのさ。
私の女性ホルモンを製造させてくれる
イェソン氏の歌い方を。ふふふ。

これは言わないでおこう。ふふふ
痛いヤツだと思われるのがオチだし。ふふふ
なんせ私はイェソン氏だし(?)ふふふ
もしかして真似されたら、
お前さんはイェソン氏じゃないわー!
ってなんとなく荒ぶりそうだし。ふふふ。
ていうかやっぱりイェソン氏は最高。

ふふふ。

どうやら、
本格的にふふふとしていたようで
しっかりはっきりと旦那さんに
気持ち悪いと言われましたけれど。

super junior KRY/カバー曲/ハナミズキ/



まぁね。
オリジナルでは女性ならではで
高く伸びやかに歌っているから
寄せようとすると
どうしても声を張り上げてしまうんだな。

でも、男性の彼らはしっとりと静かに
全体的に抑えながら歌っている。そして
満を持してラストサビで膨らませる感じ。
ピンク髪イェソン氏の
「僕の我慢がぁぁぁ」がピーク。
私はただこれを心しているだけ。

イェソン氏を心しているだけ。

ふふふ。

ふふふ。

私はやっぱり気持ち悪いですか?笑



今すぐ電話して

2020-11-03 08:53:00 | 日記


愛しい人に彼らは言う。
疾走感溢れるリズムで。

鳴らしてよ 躊躇わないで
呼んでみて Yeah Baby “すぐ行くよ”
何処へでも僕が 走るから と。


ん?ちょっと待て。



。。。自転車で?


嗚呼、
なんて素晴らしい青春感でしょうか。
この曲の初見映像で私が持った感想。

(歌番組出演時の映像で
振り付けが自転車を操るソレにしか
見えなかった私。後にMVでバイクと
電話のコール音をリンクさせている
振り付けなんだと判明。)

いや、駆けつけるアイテムが
自転車でもバイクでも
なんなら走ったっていいの。
だって彼らは若いんだもの。
そうよね。むしろソレ。

問題は私の方。

え、車じゃないの?自転車なの?(クス笑)
って思ってしまった件。
嗚呼。私はすっかり大人なのよね。
脳みそが出来上がっているのだね。

某国の(我が国もそうだが)、
歌って踊る夢の世界の住人たちの
その眩しいほどの青春感に多少の
違和感を感じる四十路の私は、
だからそうやって
その世界観に浸ってみることで、
一種の中和作業しているんだと思う。
まあ、戻れやしないんだけど。
気分ね。回想ね。目を瞑りがちよね。

ところでその彼ら彼女らの歌唱力が
日本人の私でも手っ取り早く分かるのが
日本語で歌唱するってことなのではないだろうか。
だってやっぱり私は日本人なのだし。

彼ら彼女らの中には、
恐らく驚異的なリスニング能力を持っている方と
恐らく並外れた表現力を持っている方とかを
ちらほらと見かける。

特に後者は心が揺さぶられてしまう。
日本人にはないそのアクセントと抑揚に。
参った。降参さ。あくまでも私の感想。

とりあえず。私は案配している。

並外れたボーカル力とかそういった
事前情報なく、ふと、「この子、上手いな」と
思ったことに。そうしてだから、
続けて日本語版の歌を聴いたとき
「あぁ、やっぱり上手いんだな」と
思ったことに。この出会いがあるから
日本語楽曲があるときはとりあえずチェックする。
和訳が可笑しい場合もあるけれど
それはご愛嬌でしょう?そうでしょう?

冒頭の歌詞が登場する曲


SEVENTEEN/CALL CALL CALL/日本語曲


嗚呼。これぞ青春感。
自転車。。じゃなかった。バイクで
君のもとに駆けつけるからと安心して
僕を頼ってと仮面ライダー。(失礼しました)

2分6秒あたりの、
私の息子ちゃん(表現自由権)の
しなやかなうでさばきを見て
もう私はこの子に夢中になるわと
確信した思い出の一曲。(遠い目)
息子ちゃんは並外れたリスニング力と
表現力を兼ね備える。贔屓目でも構わない。

追記。追記。(忘れてた)
息子ちゃんの半袖長袖の合わせコーデ。
私の庇護欲を掻き立てる。笑笑
何故だろう













ビューラーとマスカラ。

2020-11-01 09:40:00 | 日記
自分が担当しているセクションの
商品は全て陳列してしまいたい。
それも綺麗にキッチリと整列させたい。
欠品とか品薄も嫌なので発注も念入りに
しておきたい。レジ周りも綺麗にして
なんならアルコール消毒液もぶちまけたい。
倉庫の荷物もさばききりたいな。

そんな事を思いながら出勤前の身支度。
ビューラーでまつ毛をグリグリと
カールしてマスカラをたっぷりとつけた。
アイシャドウもダークな色あい。
目尻には筆でラインを入れた。
いつもなら面倒臭くてしない工程。

おやおや。

なんだかマズイぞ。

「仕事がむしゃらモード」に
気持ちがシフトしているようだ。
これはマズイ。慎重に行動しなければ。
私はだからそう思った。

ガムシャラなんて、
よいことのようだけれど
1人没頭の世界ならば問題はない。
けれど私の場合、
周りの人間にもがむしゃらを求めてしまう。
だから勝手にイライラもする。
それは問題だから。
それはしてはいけないことだから。

鏡の中のがむしゃらモードの
私を見つめながら、もう1人の私が
念を押す。程々にしておけよ。と。
周りを巻き込まずにするのであれば
がむしゃらであってもかまわないと。

こりゃあ、女性に限り
月に一度巡ってくる例の使者は
案外早く訪れそうだな。

そんな雰囲気がする。
私のそこかしこから。