うみにおふねをうかばせて

四十路 田舎嫁 あれやこれや。

しばし妄想

2020-08-11 13:45:00 | 日記


また。事件が起きた。

申し分ないミーハー気質で
いろんなとこフラフラしてたら

「俺をずっと見とけよ。
浮気なんて許さないからな」
(壁ドンからの顎クイ)←妄想は自由権

なんて
俺様的に言わんとしてるように
推しの方にスキャンダルやら事件が起きる。

何度目だよ。これは。

しかも。

よそ見をしているタイミングで。


すっかり彼らにこじらせている私は
だから慌てて彼らの世界に舞い戻る。
という訳で今は彼らの曲ばっかり
リピートしている状態。

私が。
若さ弾ける少女達ののびのびとした
素敵なパフォーマンスに魅了されている時。
私の。
もはや遠くに住んでいる、
愛しい息子感覚の彼が、
(いや頑張ればほんと産めた。そんな年頃)
大怪我を負ってしまった。OMG
私の中の全母が心痛めた。

私が。
今更ながら世界的歌姫の
世界観に思いっきり浸っているときに
私の。
セクシーなウィスパーボイスで
女性フェロモンを提供してくれた彼が
彼女が出来た出来ないで、ファンから
叩かれまくった。OMG
私の中の全乙女が盛大に羨ましがった。

特に、
怪我をした私の息子(表現の自由権行使)は
靭帯損傷をおこしてしまっている。
復帰にも時間がかかるし、その後も
慎重でなくてはならない。
激しいダンスが売りの彼らであるから、
心配だ。母は心配だぞ。スングァン君。
思えば何度か足元が危うい場面を
過去の映像で確認していたから
もうその頃からその危機はあったのだろうか。
一方通行の母の想いは止まらない。






(写真お借りしてきました)

もうね。妄想膨らむよね。

こんな可愛い男の子(成人男性に見えぬ)が
我が店舗に配属されちゃったらね、
シフト時間よりも早く出勤しますよね。
ミカンとか持参しちゃって。そいで、
「スングァン君食べなー」って渡すよね。
きっと礼儀正しくて自身が可愛いこと
自覚している彼は、
「わぁ。僕、ミカン大好きなんですぅ」
なんてきっと言うのだろう。知ってる。
そんなミカンを頬張っている彼を見ながら
私は、「エプロンの紐、直そうかー?」
って彼の首筋に触れるのだ。ムフふ。

あ、通報しないで下さい。

嗚呼、膨らむ。膨らむ。
彼への思慕が。
次回は彼への想いを書き記すんだ。





ノーマネー フィニッシュ です。

2020-08-04 13:51:00 | 日記
洒落た赤いマスク姿で我がデニ知事が
緊急事態宣言を発令したよ。

話は逸れるけど、デニ知事さんて
郷土色に併せた服装がカジュアルで
またそれが粋で、
なかなかなナイスミドルだと
思うんだけどこれって同意?贔屓目?

まあ、
ニュースを観た感想なのだけど
まあ、
デニ知事さんの手腕云々はおいといて
みてくれだけのお話なんだけど。

とにかく我が知事さんが
宣言というかお願いをしたよ。
だからもう、意識を持って
自分の身は自分で守らなきゃ。

だから。頼むから。

一家総出でレジャー気分のお買い物とか、
数点の買物でご来店とか、
混む時間帯にわざわざご来店とか、
この後に及んでマスク無しで入店とか、
そんな危機感無しの姿勢はやめましょうと
デニ知事さんは言いたいんだと思うの。
自分の身は自分で守りましょうと。

てかお願いしないと動けないのか?
トップの動きが遅いと言ってる場合か?
全部全部トップが悪いのか?
自分のことは自分で守らなきゃ。
もしも守るべき人がいたら全力守らなきゃ。

とまあ、息巻いてる私ですけど。
南の島の果てで吠えてみましたけど。
正直、この出口が見えない感じ。怖い。

いやいや。とりあえず
自身の意識を高めてちゃんとしてから、
未だひっきりなしの観光客を
批判しましょうって
最近は改めて思ったワケよ。
来るのが止まらないならもう自己防衛よ。
しかし気持ちは分かるよ。
Go toしたとたんにこの有様だからね。

それで言うとね。同僚との雑談タイム。
観光客に対しての批判をするスタッフに
でもさ、とだから私は異論を唱えたわけ。
倉庫の片隅で異論を唱えたわけ。

県民の意識もまだ低いよね。
来るもんが止められないなら自分達で
防衛意識を高めなきゃだめじゃないと。
とりあえず一家総出の買物は危険じゃね?
と。

同僚はなんともいえない顔をしたのち
答えたね。
でも子供たちのストレスも溜まっている
わけだからさ。
店に連れていって解消するわけよ。と。

なんてデンジャーなご意見。

マスク無しの方も観光客もたむろする
この感染率高い場所に我が子を晒すのか。
ストレス解消のために。
子を持つ母親の意見として
聞きたくなかったよ。それ。
多分深く考えずに答えたんだと思いたい。

まあ子を持たない私には分からない
事情やなんらかがあるのかしらん。
(留守番が出来ないとか昼間働き詰めとか)
空気を読んだ私はふむふむと頷いてみたよ。
心は全然ふむふむじゃないんだけど。
家庭を持つって一筋縄じゃいかないのね。
だからふむふむと頷いてみたよ。

とはいえ、
お客さんが多く来店する
いわばゴールデンタイムはもはや戦場さ。
最近はゴールデンタイムにより集中してるの。

違うよ。
多分デニ知事が言いたいのは
集中じゃねえ、密じゃねえ、
分散よ、ソーシャルなディスタンスだよ
と私は心の中で叫んでる。

そしてお客さん、てば
気を遣ってるんだか少しでも短縮を
狙っているんだか、
お札でのお支払いする人が多くて困る。
何が困るって釣り銭は限られてるから。
防犯上、手元には少なくあるから、
レジがそっちゅうピーピー悲鳴あげてるのね。

1円無いよ頂戴な。
100円無いよ頂戴なって。

ピーピーとひな鳥のように鳴いてる。
だから私は
釣り銭を補充して回る親鳥になるよね。

インカムで釣り銭補充お願いします
との連絡が入る。だから私は走る。
豊潤な肉体をわさわささせて走る。
ひな鳥のために。お客さんのために。

簡易金庫の釣り銭袋を持ち上げる。
そのなんとも頼りない重さに恐怖が走る。
袋を開ける。絶望する。

阿修羅様のような高速な手つきで
レジをさばいていた店長と目が合う。
私、無言で袋をくしゃくしゃにしてみせて
ノーマネーとファイナルコールを示す。

店長、そのお美しい眉毛と目元だけで
了解。本金庫行ってくるわ。ここを頼む。
と語る。阿修羅の手つきのまま。

ラジャ。と私は心で敬礼をし、
インカムで宣言する。
デニ知事さんじゃないけど宣言する。

ノーマネー フィニッシュ です。
皆さんよろしくお願いします。

とたんに他のレジ子さんたちの
挨拶が変化する。

いらっしゃいませ。
ただ今釣り銭が不足しております
ご協力お願いいたします。

レジ子さん達は釣り銭残高と
睨めっこしながら最前線で踏ん張る。
時はゴールデンタイム。正念場。
店長の戻りを渇望しながらその時を待つ。

店長、インカムでその後の動向を探る。
明日の釣り銭予定分からの
振り分けをしながら。
正に戦場での司令官。指揮を執る。

 OK。
⚪︎番レジは電子マネーオンリーに。
⚪︎番から⚪︎番へ100円玉の移動を。
⚪︎番に集中させて下さい。
戦場の最高司令官、冷静に判断を下す。

そして。言う。

後10分、持ち堪えて。

店長からの通達。
私を含めレジ子達に希望の出口が見える。
もう少し。もう少しだ。

店長が飛ぶように走ってくる。
むしろもう背中に羽根が見える。

優先順位の高いレジから釣り銭の
補充を行う。ジャラジャラとレジが
果てしなく銭を飲み込んでいく。
どんだけだよ。

これが私たちの日常。これが日常。