たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

四苦八苦

2012年01月15日 | ゴルフ

1月10日のプライベートコンペの朝 寒気が厳しい

親友の一人は田舎のゴルフの名手。半端な腕前ではなく最近少し歳を取って衰えてきたが、倶楽部チャンピオンも数度のハンデキャップ2です。

彼の生業、飲食店のお客さんや村の有志とのコンペに必ず誘ってくれた。最近は不況で人が集まらないらしい。

高速で行ったり地道を行ったりして約100キロ。彼のホームコースは田舎の名門コースで、トヨタ系会社などの寮もある別荘が付帯するリゾートです。

あるコンペの時、店で表彰式・反省会が行われた。別荘暮らしで陶芸やゴルフで、ゆったりリタイアの方がスピーチされた。

ゴルフと仏教には密接な関係がある。煩悩の数、除夜の鐘は108、コースのホールの直径は4.25インチ(108ミリメートル)と同じ108。

仏教では「四苦八苦」と言う。ゴルフ場のコースの数はOUT・INで各9ホール、
四苦×9ホール=パー36
八苦×9ホール=パー72
なるほど卓抜な語呂合わせ、このスピーチに皆あっけにとられた。

この「四苦八苦」は仏教の基本だ。仏教は釈迦が始まり・・。釈迦が菩提樹の下で悟ったとされる ”最高の真理” いわゆる釈迦の悟りに由来する。
釈迦は自分の思想体系を四つの真理にまとめた。これを四諦(したい)といって(四聖諦ともいう)仏教の基本です。四諦という真理は

1、苦諦(くたい) 2、集諦(じったい) 3、滅諦(めったい)4、道諦(どうたい)の四種。お坊さんが法話で、ク、ジュウ、メツ、ドウと省略形で話される。

このうち苦諦の下に、基本的な四苦の「生(しょう)、老、病、死」+愛別離苦(あいべつりく)、怨憎会苦(おんぞうえく)、求不得苦(ぐふとっく)、五陰盛苦(ごおんじょうく)が更に追加され、計八苦が従属する。これが「四苦八苦」の語源です。

道諦にも八つが従属する。道諦のこれを八正道という。
(詳しくはまた機会があったら・・)

 

 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「四苦八苦」の語源 (sibuya)
2012-01-15 19:55:44
「四苦八苦」の語源‥よく分かりました。
また ゴルフと仏教には密接な関係がある‥と
初めて知りました。
もうゴルフを止めてから10年も過ぎましたが
いつも108のスコアーでした。
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