たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

美濃・尾張キリシタン顕彰碑

2021年06月26日 | その他

岐阜県・可児市塩地区に昨年「美濃・尾張キリシタン顕彰碑」の標柱が立てられ、インターネットで検索したところ、基壇と碑建立のため浄財を募集中とありました。
近くのゴルフ場の練習場へ行く際、よく目に入ります。

1週間ほど前、碑が完成し青幕で覆われ、臨時トイレと天幕が2張り張ってあったので、日曜日に開所式が行われるのだろうと思いました。

 拡大 2回クリック 

私は現職の頃、可児市の事業所に3年間勤め、塩地区が隠れキリシタンの地であると、地元の人に聞いていたので、余計興味があったのです。林弥一郎氏の「濃飛くずれ」に詳しい説明があります。またはWiki濃飛くずれ

ゴルフ場の従業員に『隠れキリシタンのことを知るには、遠藤周作氏の「沈黙」を読むといいね』と話すと、「父親が遠藤周作のファンだったので家に「沈黙」はあります。ただ読んだとことはありません。」とのことでした。
ただ残念なことに、顕彰碑の場所全体が金網で囲われ、入口はダイヤル式施錠され、碑文を読むことは信者以外叶いません。顕彰碑では珍しく密教的です。
地元の人が郷土の歴史を知るためにも全面開放し、半分を駐車場にし、ブロックで車止めすれば、誰でも近づいて読めるのでいいと思います。
デジカメの望遠で撮りネットで公表しては、教団には迷惑かも知れません。

折しもいま、ポツリポツリと読んでいる本は、キリスト教徒の遠藤周作「キリストの誕生」(図書館の廃棄本)と、三浦綾子「塩狩峠」です。テーマはキリスト教で三浦綾子氏もキリシタンです。

一粒の麦、
地に落ちて死なずば、
唯一つにて在(あ)らん。
もし死なば、
多くの実を結ぶべし。
(新約聖書 ヨハネ伝 第12章 24節):「塩狩峠」扉

(聖書は売ることはできません)とある。

1988年、二男がAFS交換留学でアメリカ・オレゴンの高校へ留学した際、ロサンゼルスの研修施設で、1週間の「アメリカ生活オリエンテーション」があったらしい。その際、国際ギデオン協会より贈呈された、新約聖書(英語の日本語対訳)2冊を貰ってきた。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿