長年お世話になっている皮膚科へ行った。冬は特にはお腹、胴、太もも周りなどの皮膚掻痒症に悩まされる。全身麻酔だった両下肢静脈瘤跋去術を受けていて、膝から下の血流が悪く慢性湿疹などがある。
院長先生はお留守で息子さんの若先生の代診だった。看護師さんに予備診察を受けながらベッドでズボンを下げ雑談中、「ご存じと思いますが、先生の体調不良のため当院は1月末で閉院になることになりました。1月中の診察日はこの表のとおりです」と小さな紙切れをくれた。
84歳くらいだろうか年齢的に無理はないが、若先生が同じ皮膚科医で名古屋で勤務医なので、時々代診された。いろいろなご都合で閉院されるのだという。馴染みの看護師さんとも診察後雑談した。
院長先生は皮膚科医を60数年、喰うに困る頃の時代に大学を出て、大学病院からアメリカに留学、2年の予定が大学で国際会議を開らかれることになり、急きょ呼び戻され、2年の予定が1年の留学で終わったことなど、看護師も知らなかったという先生と雑談したことを話し、閉院を惜しんだ。
看護師や受付の2、3人ともとも「貴方たちも困るでしょう」と慰めると寂しそうに頷いていた。
通い慣れた医院が閉鎖されるは寂しい。
今の小さな医院の建物は内科と皮膚科が併設されている小さな建物で、レンタル物件なのだという。
「先生に長いことお世話になりました。どうかお元気でお過ごしくださるようお伝えください」と辞去した。
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