モノクロで(も)写真を撮るようになって(しかも質が悪いことに「モノクロだと上手く撮れるようになった」気がする)、割と街中でのスナップに挑戦する機会が増えてきました。
スナップ写真って、個人的に「見たまま」を撮るものだと思っていまして、それに使うレンズも「自分の視角に近い画角のもの」、標準レンズ(焦点距離50mm前後)からやや広角寄り(同35mm)を使うことが多くなりました。尤も血眼になって探している35mm単焦点は、なかなか条件が合わず財布と侃々諤々(カンカンガクガク)しながら導入の見送りが続いてますが(35-70mmのズームレンズは買った)、一頃ほど望遠系のレンズに必要性を感じることは少なくなりました(ただ、その機構が気に入って欲しい「ミラーレンズ」はまた別)。
ファインダーから広角レンズ(35mm相当)で見るとどうなるか、簡単な答えは「スマホのカメラの世界」ですね。「見た感じ」をそのまま違和感なく写し撮れるサイズがそれです。標準レンズだと「あれなんだろう」と凝視したときの視界がそれに近いそうです。広角からさらに広角に振ると魚眼レンズになります。このレンズでのすごい話は「超広角レンズを構えて写したら、カメラを持つ指が写ってた」だそうです。
今日は手兵のうち、最も広角で撮れる
ZUIKO AUTO-W(この”W"は広角系)『24mm』1:2.8 を持って横浜に行きました。先日行った「横浜ハンマーヘッド」周辺を広角レンズ+モノクロフィルムで撮ってみようと思ったからです。
(ZUIKO DIGITAL 14-54mmは3/4規格のため「35mm換算」だと28-108mm)
24mmのレンズから覗くと、例えば直視では自分の目に収まりきらない『コスモクロック』が周囲のジェットコースターごとファインダーの中にすっぽり。望遠だと手で筒を作ってそこから覗けば、なんとなく雰囲気が理解できますが、広角は実際にファインダーを覗かないと理解できないところも、面白さかもしれません。
フィルムで撮影しただけでなく、36枚のうち19枚しか使わなかったので、残り17枚の撮影が済まないと現像できないので、出来上がりは「それ次第」なのでしばらく先。
「望遠レンズ+三脚+レリーズ」とか「マクロレンズ+三脚+レリーズ」は常識的な組み合わせだけど「広角レンズ+三脚+レリーズ」は変態かw
横浜に行った理由はほかにもあって。
横浜都市発展記念館での企画が面白そうなので見に行ってきた。も一回行って来よう。
今日は 24mm のほかに 28mm/1:3.5 も持って行ったけど、それで結構遊べた。
(モノクロフィルムだったので、カラーフィルターの交換とかは忙しかったけどね)
あと17枚は鎌倉で消化してくるか。
出かける前に見たヘンナイキモノ
帰宅後、部屋に落ちてたヘンナイキモノ
世間は知りませんが、ここは平和です。
家の猫も白です。
かわいいのですが、出勤時の掃除が欠かせなくなってます。