楽園の泉

自転車とかカメラとかのブログ、たまにねこ。

SWIFT 試乗記

2014-04-17 | 自転車
なんだか"ノリ"で手に入れた感じのする BROOKS SWIFT ですが、果たして使い倒せるのだろうか心配になりましたが、その顛末は…


まず、革サドルを使うにあたり気になっていたこと。
・硬い、使えるようになるには根気が必要
・手入れが大変
・蘊蓄を垂れる人がいっぱいいる
…さて、結果やいかに。

ちょっと時間が取れないので、近所を巡ってとりあえず終わり。

海岸で…






SWIFT に決めた理由のひとつが、このサイドカット。


水師提督伯理上陸記念碑前で


近所の豆屋で集めていたスタンプが、晴れて満了となったので、ブルマンNo.1を頂きました。そして帰りにマンデリンのフレンチローストをレイコー用にw


で、ブルックスのサドルに付いての"個人的な"印象と今後について。

硬さについては、本物を触ったときに見当がついていたので、座ってみたときに改めてその硬さを意識することは無かったです。座り続けても馴染むことの無いカーボンのサドルに比べたら、遥かに付き合いやすいです。

ジーンズでしか乗っていない状態では、良く滑る。まだ馴染んでいないので、自分の骨格を意識しながら"座り所"を探し中。これで「自分のポジション」が決まれば、文字通りの一生モン。

ノーズの部分が「トップチューブ+α」くらいの幅しか無いので、何にも考えないで座ると、そこに恥骨が乗り体重がかかるので、いわゆる「三角木馬」になると思われる。ブルックスのサドルを使って「拷問だった」っていう人は、だいたいこの手合い。サドルに骨盤というバケツを置くように乗れば、そういった痛さから解放されます。

馴らしについては、多分「乗ること」が一番の近道。自分の「最も疲れない」ライディングポジションで革を馴染ませるように考えれば、それしか道は無い。

手入れについては何とも言えないけど、純正のオイルを規定通り表面にだけ塗ることが一番良さそう。「裏にもべったり塗って、ドライヤーで炙ってオイルをよくしみ込ませる」「パンツに染みるまでたっぷりとオイルを塗る」「ビール瓶で叩いて鞣す」とかいろいろと蘊蓄をみてきたけど、とてもじゃないけどもったいなくてそんな荒療治はできません。

今日たまたま立ち寄ったホームセンターに"AMANDA"のロードが停まってまして、その内訳が・MAFAC COMPETITION・SAMPLEXのコンポ・ブルプロ・でした。サドルは最初スエードかと思ったくらい「手入れされていない」様子。そんなの見ちゃったら、「オイルはたっぷり塗って…」なんて説がバカバカしく見えてきました。因にホームページでは「馴らしの間は様子を見ながら、それが終わったら半年から1年くらいに一度」オイルを塗ることを勧めているようです。

今までのサドルはノーズの部分が比較的太めで気付かなかったのですが、ブルックスはノーズが細いので、厚めのジーンズでも股擦れしないのはちょっと良かったです。


コレカラヨロシクネ!


8 コメント

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Unknown (ふじしん)
2014-04-18 08:00:37
こんにちは。
SWIFTとても良くお似合いですね。
サイドカットのラインとクロムメッキのレールがいいですよね~。銅鋲は使い込むほど味わいが出てきて、その色の変化が楽しみだったりします。
雨の日に乗らないでしょうし、フェンダー付なので裏はそれ程気にしなくてもいいように思います。
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Unknown (六浦っ子です(^^))
2014-04-18 08:35:45
SWIFT よくお似合いですよ。
バケツと上手に付き合って下さいね。

黒色のBROOKSは、使い込むうちにだんだん茶色く色落ちしてきます。そうなるとバケツにはもちろん! 全体が馴染んで、自転車そのものの佇まいが最高の状態になりますね

残念ながら我が家のブル達は元々茶色です
d(^_^o)d(^_^o)d(^_^o)
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>>ふじしんさま; (さくらなみき)
2014-04-18 14:07:57
革がカットされているので、B17に比べて軽快感があります。チェーンリングが大きいので。その辺りも似合う理由かも知れません。SWALLOW だとかなり薄くなってしまうし、バイク的にもちょうど良い形だと思いました。

で、サドルも泥除けもまっさらな新品なので、早くバイクに馴染んでくれるよう乗り回します。
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>>六浦っ子さま; (さくらなみき)
2014-04-18 14:18:47
ブラウンやハニーだと味が出る、ということは聞き知ってましたが、バイクとのコーディネイトを考えると、黒しか考えられませんでしたが、色落ちについては気付きませんでした。

乗っててついつい考えたのは「早く馴染ませるためにずっと座ってようか」。でも無理に促成させてバイクについては"嘘"になっちゃうので、自然に馴染むよう注意を払いたいです。

まだ家の近所しか走れていないので、テストコースを徐々に延ばして、バケツとの相性を高めて行きたいです。
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Unknown (あじこぼ)
2014-04-18 20:02:32
>サイドカット
同感です。
このラインとアマツバメの刻印が堪らない魅力がありますね。
私のSwiftはハニーの4年物で汗と汚れがたっぷり刷り込まれいい感じになりました。
手入れはオイルを載せるより、尻をたっぷり載せるのがベターでしょうね。
近くにアマツバメ仲間ができて嬉しいです。
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>>あじこぼさま; (さくらなみき)
2014-04-18 20:36:57
Swallow だと痩せ過ぎ、B17 だとちょっと重厚なので、ちょうど良いあたりだと、写真を見て感じました。

>たっぷり載せるのがベター
…♪飾りじゃないのよサドルは~♪ですね。実はメンテの蘊蓄を見聞きしてて、構い過ぎに食傷気味です。チャリ道楽には"磨くのが好き"な人もいるということでw

戦列に加わったアマツバメですが、Swiftというとコチラが先に…
(´0∀0)つ【http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3_%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%88
実はヒソカに「蛇の目党員」w
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Unknown (potere)
2014-04-22 21:08:06
ブルックスのサドルは「一生モン」、ほんとその通りでございます。
CLUB SPECIAL(RALEIGH)のサドルがブルックスでありまして、愛おしくて、愛おしくて(笑
硬い、痛い、と評される方もいますが、ポジションさえ間違えなければ全然痛くもかゆくも 、、、 です(^^
純正オイルは表面だけで十分です、オイルを塗った後に一晩おいて磨きをかけると、、、愛おしい(^^
本革はいいですわ。
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>>potereさま; (さくらなみき)
2014-04-22 22:41:58
いろいろと調べてみた結果「裏にもたっぷり塗り込んで…」というのは、取り合うまでもない意見だと感じました。

いろいろと乗り馴れてきたせいか「ここに腰を据える」というポジションはすぐに見つかったのですが、黙っててもそこのポジションに収まる、という状態になるまでは、まだまだ時間が必要な感じです。

跨がっていると「自分の骨盤の形が自然と意識できる」印象があり、そのことに夢中になって漕ぐことが疎かになってる時があります。いまのところ「買(飼)って良かった」です。

今まで使ってきたアナトミック系のサドルと、どういう差が出るか、ちょっと楽しみです。
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