今でも軽快車などの、サドルを固定するのに使われている通称『ヤグラ』。軽快車ではないけどウチのランドナーに付いてます。
ボルトとナットで左右から締め上げてサドル位置を固定してますが、ウチのには「どんなに締め上げてもガタつく」という持病が購入時からありました。丁度いい辺りで固定出来ても、跨った位置によって鼻先が下がり、その鼻先を握って力いっぱい持ち上げると元の位置に戻る、そんな感じ。それ以上下がることもないし、サドルの後ろよりに体重をかけると戻ることが分かったので、ここしばらくそれで乗ってました。
腹立つのは「ちょうどいい位置では発生し、それより鼻上げ位置、あるいは鼻下げ位置だとそういうことが起こらない」ってこと。
サドルのレールを挟んでいる部品とシートポストとを繋ぐ部品に刻み目があって、それがかみ合ってサドルが動かないようになっていますが、そこのかみ合わせが甘いのか、組みあがった後にサドルを揺すると、サドルを固定しているナットを締めあげてもガタつきが起こります。ところでこのランドナーに乗り出した当初、漕ぎ出すたびに蝶ナットで留めた後輪の車軸がずれて難儀していたころがあって相談したところ、革製のワッシャを噛ませればずれにくくなる、と言われて暫く使っていました。そこで以前後輪の車軸を固定するのに使っていた革のワッシャを使うことを思いつきました。
大体ね、作業中の写真を撮っていないから悪いんですが。上掲が革ワッシャを挟んでサドルを固定した写真。お陰でちょっとくらい揺さぶっても、サドルはびくともしません。革製なのでそのうち劣化してくるでしょうけど、その時はまた新しいものを作って取り付ければいいので。もしかしたら緩み止めのギザワッシャを探してくるかもしれない。
サドル周りを弄ったついでに、サドルにも手を入れた。
BROOKS SWIFT。乗っているうちに体重でサドルの形が崩れてきたので、サドルの裾を紐で縛ってました。その紐が擦れてきたので交換。
このサドルを購入したときは、革細工やるなんて想像もしていなかったので、こんなに大きな穴を開けてましたが、今回は菱目打ちを使って木綿糸で縫い付けました。
ヤグラといえば、これを上下逆さにしてヤグラ自体をサドルの内側に隠す『ヤグラ隠し』って方法があります。自分も当初やっていたけど、サドルを縛るようになって、縛る紐が邪魔になったのでこの位置に戻しました。無骨だけど全体的な雰囲気がゴツいので、あまり気にならないし、こっちのほうがヴィンテージっぽい。
先日から使いだしたフロントバッグ。前照灯のガードに完全に当たるので、当たったところが擦れてます。ガードに革巻こうかどうしようかなぁどうしようかなぁ(ちょっと面倒臭い)
今日のぬこ
雨が降る日は兎に角眠いニャ。
はい。今日も雨でした。先日の車輪系の不具合を調整したので、その確認を兼ねて近くの気になるところに走りに行きました。が出発して3分経ったら雨がパラパラ。「昼から雨」って天気予報に、また裏切られました。今日、明日は休みなのですが両日とも傘マークが付いてます。ちなみに明日は写真のクラブの撮影会で鎌倉に行きますが、これが未定。「今回、リバーサルフィルム使うんだよね」と声をかけられていて、こっちもリバーサルフィルムの演習をするつもりでいましたが、このままだとコッチも流れそう。
さらに言うとこの次の休み(25日)も傘マークが付いているので、いよいよ本当にお祓いを受けてきた方が良いのかもしれない状況になってきました。
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