ドラちゃん(407)が『夏バテ』した。
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交差点で止まったら突然(トラブルはだいたい「突然」だけどさ)エンジンが止まって、その後セルモーターは回れど点火しない状況。結局JAFを呼び、近くの工場までレッカー移動してもらった。のが7月29日の午後。
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工場の最寄り駅。ほぼ半世紀近く前に数度使ったことがある記憶。
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その時は片側1面の単線、プラットホームに庇すらなく、10m近く下にある掘立小屋みたいな駅舎まで屋根のない階段を下った記憶。今では周囲に分譲住宅が林立し、プラットホームへの取り付けみたいな階段はホーム中心に移りエレベーターも着いた。
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階段の行燈看板にツバメの仔。この左上に巣があったけど、巣立ちの準備か。
昔の駅舎があったところにはドラッグストアができてたけど、記憶を頼りに旧駅舎があったあたりからプラットホームを見上げてみた。
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幅3mくらいのコンクリ板でできた階段がこのあたりから伸びてたんだけど、今から見たら「やっつけ仕事」みたいな駅だった(でも駅員は常駐)。
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国道沿いの工場、コアな車がよく入庫しているのは見ていたけど、まさか自分がお世話になるとは思わなかった。
8月1日に電話連絡があり、修理完了。燃料ポンプが故障して一切が動かなくなったというのが原因でした。燃料ポンプだけの問題だと思っていたら、パワーウィンドウも動かなくなったので、欠品になっているフューズボックスか、と心配したけど、そこまでいかなくてとりあえず一安心。野口英世が70人ほど飛んでいきました。再来月末に車検を控えているので、この出費はかなり響く。
ドラちゃんが避暑(w)している間、馬車馬のように働かされた青星
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にも不具合が。
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最初、インナーケーブルがちぎれかかっているのかと思ったら、アウターケーブルのワイヤーがエンドキャップを突き破って(!)はみ出ていた。
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しかも両側。
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こんなにはみ出ていたら、そりゃシフターも180度回るし変速の節度感も無くなるわな。
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エンドキャップのあり様。
この時期のサンツアーのディレイラは「パンタグラフの中を変速ケーブルが通っている」珍しい構造になってます。
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パンタグラフの中をケーブルが通る構造
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後ろにケーブルを通すための穴が開いている
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通したケーブルはアームに空いた穴から除くキャップボルトを使って固定する。
作業自体は、アウターケーブルを新しいものに交換して終わり。
これはarxという普及品なので、アームが鉄板折り曲げでできているのですが、この上位機種(Cyclone Mk.2)はアルミ製で、当時「世界最軽量(180g)」でした。こんな美しいディレイラはもう出現しないでしょう。
(Cyclone Mk.2だとケーブルがアームの中心を通るため、キャップボルトが「キャップナット」になっていて、奥にあるボルトに入った「割り」にケーブルを通す構造になっている。このボルトに通すのが一苦労で、さらに言えばインナーケーブルを固定するこのボルト/ナットが「ナメ易い」というオマケが付いていた)
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今まで(利き腕の関係もあって)右レバーが後ろブレーキ、左レバーが前ブレーキ、という欧州仕様でしたが、壊れたブレーキを新調(っていうのか中古品だけど)した際、日本仕様のブレーキ(左後ろ/右前)になりました。大半のパーツが国産なので、「納まるところに納まった」というのか。
まぁ、ちょっと大変な週でした。
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この頃のショートゲージのディレイラは天秤式なのがお気に入り。それとインナーケーブルの処理は、この「やっつけ感」がいい。
今回幸運だったのは、出勤途中じゃないこと、旅行中でなかったこと、車検の資金があったこと、ですね。
そちらもなかなか痛いことになりましたねぇ。