国土地理院の1/25,000の地図よりもこっちのほうが見やすいパスハン乗り、ってのも恥ずかしいものがあります。
近所の山に登りたいけど、なぜかオフの日の前と当日に限って降水があることが多いね、という話をしながら、状況が良さそうだったら"三浦富士"に登りたいな、と考えてました。これはチャリじゃなく純然たる山歩きの方向で。
そんなことを考えていたのに、昨日の夜思いついたのは「水曜日の朝、大楠山に自転車で登ってる」爺さまの話。勤務先で知り合い、「良かったら来なよ」と声をかけていただいたのでそのつもりで大楠山にチャリ持参で行くことになってました。orz
「朝登ってる」という話しか確認してなかったので、「朝って何時のことだろう」と05:00に出発。通勤時間には早すぎる道を快走して大楠山は芦名の登り口から攻略することにしました。これは以前通った(つ【http://bit.ly/mbMgsm】mixiのidあるかたドゾ)所謂安全牌のコースです。ハンドル交換した後、セッティングの詰めが甘いまま走り出したので、ちょこちょこ調整(汗)しながらのアプローチのおかげで登山口まで1時間近くかかってしまいました。約束はしてませんが、遅くとも7時には山頂、というアタマがあったので、気が急いたせいもあって山道に入る前にちょっとバテ気味。本当はこういうやりかたは良くないんですよね。
それでも「♪この道はいつか来た道」、標識を辿りながら山頂までは30分ほどで到着しました。道中「脇目もふらず」ペダル踏んでましたさ。
冷却器のコンプレッサ全回の体で山頂に到着。山頂までの最後の100mはいわゆる「担ぎ」です。鉄的な喩えを使えばアプト式かw
このときの為に購入した(嘘)CC-AT200、高度計付き。標高240mと出てます。
気圧高度計なので、気圧の状況に因って誤差がでるのはやむを得ないところ。
水準点での記録。
運動した後は、朝ご飯。
ベンチの上に立つのが多いため、山頂にあるベンチ全てにこんな表示が…
一服してると…
第1種接近遭遇。目標に接近しつつ、周囲への警戒は怠りません。
第2種接近遭遇。敢えて視線は合わせない、基本です。
第3種接近遭遇。うわ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~w
山の上にいたのは、その人でなく『ぬこ星人(所有権付)』だった…
山頂には売店兼管理事務所があり、嘱託員が住み込みで働いてます。そのおじさんと喋っているうちに件の人は9時頃来てそのあと大楠温泉に行ってるとのことでした。7時から9時まではさすがに待ちきれないので、とりあえず伝言だけお願いして、帰宅することにしました。
下山する直前、登ってきた山歩きの好きな熟年夫婦に捕まり(w)しばし談笑。自転車担いで登ってると、よく捕まります。好きなもの同士なので結構楽しいひととき。
こうなっては同じ道を帰ってもつまらないので、スカ線の衣笠側に抜けることにしました。
写真じゃ分らないけど、いきなりの急階段。崖降り専用機じゃないので素直に担ぎます。
途中で見つけたヘビイチゴ(?)。つまみ食いしたら、なんとなく甘い感じ。
ちょっとは「山サイ」らしい写真を撮らねば。
こういう道を「シングルトラック」というのか…
この写真ではよくわかりませんが、比較的新しい「自転車の轍」発見。ちょっと前に
通過した人がいるらしい。
こんな道を30分近く乗ったり担いだりしながら、無事に人気のあるところに辿り着き、帰宅したのは10時ころでした。目的は果たせなかったけど、なかなか良さげな行程でした。
歩き(と公共交通機関)とか車で行くと、ちょっと大掛かりになっちゃうのですが、こういうときの自転車の機動性は本当にありがたいです。
この山頂からも晴天の時にスカイツリーが見えます。この前日は台風一過だったため、よく見えたとのことでした。で、634mのスカイツリーに対して大楠山242mという、ちょっと複雑な現実。嘱託員の言うところによれば、みんな登りに来て帰りに靴に土を付けて帰る為、山頂が2mほど削られてしまったという笑い話が。
>シングルトラック
…この前後に木立などが続いてまして、そっちの写真を上げたほうが良かったかもしれませんね。ケータイで撮影したので画像の質はおハナシにもなりませんけど。
ちょっとのんびり行っても2時間程度で山頂にたどり着くルートなので、練習というか気晴らしというか的なルートになりつつあります。
次回の目標は「山頂で入れたてのコーヒーを飲む」です。
>こういう道を「シングルトラック」というのか…
周囲が刈り取られて幅広ですが、轍は一本のシングルトラックですね。