写真を撮りにどこかへ行きたいなぁ、と思いつくこと半月前。宿が取れたので行ってきました。当初407での「大名旅行」のつもりで、
・E-3 + DUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5
・M-1(×2) + OM-ZUIKO 24mm/28mm/35mm/50mm/100mm
というほぼありったけのカメラとレンズを引っ提げていくつもりでしたが、出発の2日前にたまたまジョルダンで「鉄道を使ったらどうなるだろう」と気紛れに検索したら、交通費(407はガソリン代含)で倍近い金額差が出たので、「車で行ったら移動中休憩できないけど、輪行なら移動中はほぼ休憩時間じゃないか、交通費の大幅節約にもなるし」と直前に方針転換しました。
使うカメラも結局
・PL2 + M.ZUIKO DIGITAL 14-24mm 1:3.5-5.6 EZ
・M-1 + OM-ZUIKO 24mm/28mm/35mm/50mm/100mm
の2台にまとめ、Dahon Speed P8 に神金のフロントバッグを括りつけて搭載し、犬印のサドルバッグに着替え(と言っても下着+α)を詰めて、Dahon Speed P8 に背負わせました。
(イメージ)
その他にもチェーンリングを大径化してチェーンがちょっと短くなったのと、チェーンリングを交換したおかげでチェーンラインが変わりフロント2枚がで着なくなったためケーブルとディレイラを外し、リヤのディレイラをゲージの長いものに換装するなど、機材変更に伴うアレヤコレヤをなんとか無事に済ませ
(SUNTOUR Ole → SRAM X-7)
直前に方針変更したものの、なんとか無事にパッキングも終わり、あとは朝を待つだけ。
6/29早朝、始発の電車に間に合うように最寄り駅に到着し、輪行の支度をはじめようとしたら・・・
輪行袋が入っていない f(°ω°;)
出発前にとりあえず入れたものの不要と判断したものを出したり、母親から「アレ持ってったほうが良いんじゃないか、コレ入れてったら」など色々言われて、ばたばたしているうちに、輪行袋を出したことをすっかり忘れてました(そして出したはずの吊りベルトが入っていた)。出発前に他人の言うことを真に受けちゃだめですね。
即行で帰宅し再び駅に戻ると、何とか間に合いそうだったので、大急ぎで支度をし、無事に始発電車に乗ることができました。
東海道線に乗る際、通勤客がいると気を遣うので
やっぱり「大名旅行」した。
平塚に着くころ、
「そういえば輪行の時、ハンドルクランプを外して、しまったっけな」
とふと思い出したら、滝のように汗が出た。
始発駅に置いてきてました。\(^o^)/
クランプが無いとハンドルを押さえることができず、自転車としても使えません。12kgの今や鉄屑になった自転車と5kgを超える荷物を抱えては、山梨の山奥には向かえません。
そこで使う沿線沿いにある「駅から歩いて行ける距離にあるホームセンター」を探しました。幸いアレンキーのセットとペダルレンチ代わりに小ぶりのモンキレンチを持っていたので、そこで開店を待ってクランプの径と同じボルトとナットを仕入れることにしました。
(帰宅後に撮った)
これで現地到着が3時間遅れることになりましたが仕方ない。ひとり旅だったのと、スマホを持っててとにかく助かりました。
無事に(?)身延線の波高島駅に到着し
(身延線313系を見送るの圖)
ぽつーーーん。
組み立てて出発。
・・・まで10分。Σ(° ∀°;)
いざ、早川町を目指します。
火の見櫓と記念撮影。
角瀬までは鼻歌交じりで来ましたが・・・気温はすでに30℃を超え(本人の感覚による)熱風と埃の舞う中、
「赤沢宿」入口に到着。ココからは150~200‰の急勾配が続きます。
山間の渓谷にある集落だったのできっと涼しいだろう、とタカを括っていたら、34℃だった(と後で聞いた)。
集落まではほぼこんな道。
西側を向いた斜面だったのでずっと日向だと思ったら、林道だったのでなんとかしのぐことができました(でも2.5kmほどずっと押しっぱなし)。
あと一息(でもずっと登り道)。
で、やっとたどり着いた公民館の駐車場で休憩。ボトルの水もほぼ気温(34℃)だったから、スポドリ入れなくて本当に良かった。
以下、赤沢集落点描。
集落内での宿泊を希望していましたが、2kmほど奥に入った旅館しか予約が取れず、そこに泊まることにしました。
翌日も気温が上がる前に出発し、赤沢集落で写真撮って帰ってきました。
(2日目にE-PL2で撮った分は、上掲してます)
車で行っても良かったかもしれないけど、自転車で行ったほうがしみじみと気分に浸れたので、また自転車で輪行して行くだろうな。
・赤沢集落
身延山と七面山の間にある集落。身延山久遠寺から七面山敬慎院にいく途中にある宿場。往時は10件近くの宿があったが現在では1件のみ営業。
集落内に自動販売機の類はありません。どこでも見かけるあの赤い自動販売機が無いのは良かった。
(赤沢集落内を流れる春木川が早川(富士川の支流のひとつ)に合流するあたりにある「森の駅『南アルプスプラザ』」や「俵屋観光」の周辺に自動販売機はある)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます