北山公園（東村山）

天気予報では今日も不安定で雷雨があるかも、と言っている。昨晩は突然の大雨で偉い目にあったのでちょっと不安ではあった。日曜日のまったりとした朝を乗り切り、そろそろ菖蒲の花が綺麗なのではないかと、先週に引き続きご近所ウォーキングに出かけてみた。


西武線の東村山を起点にスタートした。ン十年前、この近所のボーリング場には良く来たものである。まさかその付近をウォーキングするとは思いもしなかった。住宅地をのんびりと歩いていると、突如赤い鳥居のある公園があった。弁天池という名の公園にはハスの花が咲いていた。

北山公園は住宅地の目と鼻の先にある。こんなところがあるのか！という感じだ。敷地内は池があり、子供たちがザリガニ釣りに夢中になっていた。

公園の中は田んぼのようになっていて、パンフレットによると約170種類の菖蒲が植わっているらしい。しかし残念なことにちょっと時期が早かったかもしれない。一面紫に満開しているイメージだったが、それこそ田んぼ見学に来た感じだ。所どころに咲く菖蒲を見手歩くことになった。

今回は時間にして2時間かからずに、距離もそれほどでもなく、ウォーキングとは言い難い。散歩には調度良いのではないか。今回も散策中に陶器の窯元を覗いてみたり、フリーマーケット風に露店を出しているところに遭遇した。
こういう出会いがまたしてもクセになってしまうのだが、次回も良い出会いを期待していこうと思う。

ご近所散策

ここのところ、休日で天気が良い日にはウォーキングを楽しむことにしている。先日行った陣馬から高尾にかけてはプチ登山であったが、ここで言う所のウォーキングは割かし近所の散策という意味で捉えていただきたい。

西武線の花小金井から小金井公園を抜けてＪＲ武蔵小金井駅に出た。普段通勤や買い物などで通る道だ。バスや車での移動がほとんどだが歩くと小さな発見がある。
ガーデニングに凝っているお宅などは玄関から庭先まで花であふれている。小さな犬がのびのびしているお宅もある。子供の声、競馬の実況放送が聞こえるところもある。

小金井の駅を南下すると、ちょっとした段差がある。古多摩川が浸食したと言われる崖でこれを「はけ」と言うらしい。
この辺は崖から湧き出した清水が豊富で、この清水で入れたコーヒーを掲げた小さな喫茶店があったりして良い感じだ。ところでこの「はけ」に沿う形で「はけの道」というのがあるのだが、わからずに国分寺まで着いてしまった。

昼食を取ったあと、「お鷹の道」に向かう。ここはその昔、お殿様の鷹狩に向かう時の道だそうだ。もう家の家の間の軒先をかすめるような路地だが、ホタルも生息しているという小川沿いにその道は続いている。しばらく歩くとどうみても由緒あると思われる寺院がある。国分寺だ。
なんでも鎌倉時代に建造されたその寺は、現在の位置よりも幾分北寄りにあったらしいが、1000年近い歴史がこの寺にあるなんてちょっと驚きだ。

ご近所を散策してみることを是非ともオススメする。普段は通り過ぎるだけの街かもしれない。しかし、京都や奈良などに負けない程の歴史や世界遺産に負けない程の自然があるかもしれない。そんな出会いがあったら是非とも教えていただけると幸いである。