昨日訪れたお店を紹介しようと思う。その名は「あったかdiningみやと・・・」である。JR中央線の国分寺駅から歩いてすぐだ。詳細はココで確認して欲しい。
開店してすぐにボクら夫婦は入店したらしい。まだお客は誰もおらず、店内にもマスターと思われる男性が1名だった。ボクらはなるべくカウンター席を利用することにしている。それは隣同士で座ることで会話しやすいのと、お店によっては厨房が見れる。これが結構楽しいし、「あんな風にやるんだ!」という発見もある。また、お店の人とも会話しやすいのだ。しかもこのお店、ぐるなびのクーポン使うと、カップルでのカウンター使用で1000円引きとなってるではないか。もう迷わずカウンターである。
マスターはおしぼりを出しながら、初めて来店したボクらの為に丁寧にメニューの説明をしてくれた。まず飲み物はワインと梅酒に力を入れているようだ。特にワインは国産ワインのリーゾナブルな品をマスター自身の足で通い、目利きしているとのこと。今回は最初にコロナビールで喉を潤したが、すぐに写真の長野県にある五一ワインの「収穫の詩」を選んだ。マスカットベリーAの赤ワインで、この手のは甘口が多いのだがこれは辛口であった。今年の新酒でありフレッシュでフルーティなテイストは比較的どの料理にも合いそうだ。ボジョレーヌーボなんかよりずっと美味しいかもしれない。そしてもうひとつのこだわりは梅酒。もう数え切れないほどの種類を用意してある。今回はワインを楽しんだので、次は梅酒を頼んでみようと思う。
料理の方はというと、パスタやリゾットがあの石焼ビピンパのあつあつの器に盛って提供するという独特のこだわりを持っている。しかも鶏肉と豚肉にもこだわりがあるとのことで、もう何を注文してよいのか迷ってしまうのだ。ところがお通し代わりに好きな物を3点選べるプレートというのが用意してある。数多くの美味しいものを食べてもらいたい、というマスターの思いが伝わってくる。写真の真ん中に写っているドライトマトとモッツァレラチーズは見事に煮込まれたトマトが絶妙な甘みを出していて、メチャクチャ美味しかった。締めにニョッキを使ったゴルゴンゾーラの石焼パスタを頼んだのだが、もう絶品である。最後に石焼の器をなめまくってしまいたい衝動に駆られてしまう程だった。
お店が忙しくなければ気さくに話しかけてくれるマスターと、ワインや梅酒の話もできて、とても楽しい食事ができると思う。わざわざ訪れても損はないところだと明言できる。是非ともお試しいただきたいお店である。