グラスゴーの奇跡

みなさん、お疲れさまです。

こんな暑い日にはやっぱり生ビール片手に餃子なんかいいですねぇ★


さて、みなさんもご存知のように昨日はサッカーの大金星のニュースで沸き返りましたね。

相手は世界ランキング一位のスペインですので今回の勝利を以前にオリンピック予選でブラジルを破った際に『マイアミの奇跡』と評されていましたが、それに関連づけて『グラスゴーの奇跡』と評した報道も数多くありました。

試合内容としては開始からスペインのパスをつないで圧倒的なボールの保有率から仕掛けるといった最近の形からはいりはスペインが圧倒する予感がありましたが、固さが抜け慣れてきた日本は前線の永井から高い位置からしつこいぐらいにプレッシャーをかけてまた奪ったボールを清武からスピードのある永井、東をサイドに中央に大津という起点からチャンスをつくっていくスタイルで徹底した結果、徐々にスペインから流れは日本に。

スペインのサッカーはパックスでゆっくり細かくパスを供給していくんですが予想以上に日本のプレッシャーが早く、その結果バックラインで信じられないパスミス、ボールカットされてのピンチをよぶことになり、次第に焦りがでてきました。


不要なファウルが多くなり特に先制点をいれられてからは一発レッドまで完全に冷製さをかいた、それはまさに若い世代だからということはありますがいいところなく前半終了。


後半はスペインが左サイドの途中出場の斎藤選手がかなり冷静さを欠き、不要なファウルをしたりというなかでその裏側のspaceを狙われ再三ピンチを招くが前半から非常にいいカバーリングをしていたボランチの山口、吉田のコンビがビンチで好ディフェンスを連発。

一方で前がかりになり一人少ないスペインはカウンターで何度も一対一の決定機械を招くが日本のシュートミスに助けられるなかで試合は膠着状態に。

両チームともに体力消耗して最後は日本も最初からのプレッシャーで足が止まり、ラインが下がりプレッシャーが弱くなり、防戦一方に。


それをなんとか凌いで勝ったというような状況でした。


今回奇襲ではないですが、日本のあまりにも徹底したプレッシャーにスペインが常軌を逸してプレーに精彩をかいたことと、ゴール前での攻めが単調だったことなどのことはあるにせよ、戦術がはまってまた、それをやり続けた選手たちは素晴らしかったです。

敢えていえば買っているときの勝ちかた、冷静な状況判断、プレーでしょうがそれだけ必死に戦ったというところでもチームのおかれている状況を考えても日本らしい団結しての勝利といえます。

さあオリンピック開幕。

日本は幸先いいスタートをきりました。

これがいい波及を及ぼすことを期待しましょう。それでは。