巨樹に魅せられて

巨樹巡りを趣味としていますが、気がつくと神社巡り。その周辺の話題もココに書き留めています。

“東国三社”鎮守の杜巡り

2018-05-21 07:02:41 | 巨樹・巨木
2018.5.19-20に一泊二日で“東国三社”巡りをしてきました。
“東国三社”とは、茨城県・千葉県の境界に存在する3つの古社で「鹿島神宮」「香取神宮」「息栖神社」のこと。
その昔、お伊勢参りに行った東北の人たちが、その帰りに寄った神社だそうです。
昨今、パワースポットとして若い人の参拝者も増えてきたようですが、私の目的は鎮守の杜と御神木です。

1.鹿島神宮
潮来インターを降りて最初に向かったのが「鹿島神宮」。
本殿・拝殿のある境内にスギの巨樹が数本。
御神木で一番大きなスギは本殿裏にあり近づけませんでした。
そこから奥宮へ向かう参道にもスギの巨樹が林立し、“神域”を形成していました。
奥宮は木造の鳥居と茅葺きの拝殿からなり、「これぞ日本の神社」という雰囲気をまとっていました。
途中に鹿園もありましたね。
奥宮のさらに奥には要石があります。
予想したよりも、とってもとっても小さい。

2.息栖神社
「いきす」と読みます。
他の二つと比べると知名度は今ひとつで、境内もこぢんまりしています。
でも、私の印象はここが一番強く残りました。
参道の巨木、御神木の大きさはほかの二社にやや劣りますが、息栖神社の魅力は“鎮守の杜”を散策できることです。
緑と陽光が溢れる聖域の雰囲気をたっぷり堪能してきました。
神域なので樹木の伐採は許されず、朽ちて折れた樹木も放置され、土に帰っていくのを待っているかのよう。

3.香取神宮
駐車場から境内へ向かう途中に参道の商店街が迎えてくれます。
「歓迎」という大きな看板がちょっと・・・(^^;)。
鳥居をくぐると、参道はゆるやかな登り坂。
ちょっときつい。
それでも巨木が迎えてくれるので写真を撮りながら(=休み休み)拝殿・本殿へ向かいました。
途中、立派な門がありましたね。
仏教の影響なのでしょう。
その門をくぐると、神前結婚式を控えた花嫁さんがいました。
境内にもスギの巨木が林立し、どれが御神木なのか・・・いや全部かな。
帰りはメインの参道を外れて要石のある道を下りました。
要石は鹿島神社のそれよりちょっと大きめ。

<三社を巡って>
古くから日本人の祈りの場であった神社は、樹木も大切にされ特別な空間であることをあらためて実感しました。
私にとって一番印象に残ったのは、前述通り息栖神社です。
同行した妻は香取神宮がよかったといってます。

以上、三社巡りの速報でした。
写真が整理できたら追加掲載する予定です。

また、三社の他にも周辺の鎮守の杜巡りをし(合計20箇所)、すてきな神社にいくつも巡り会うことができました。
こちらも追って「番外編」として記載するつもりです。

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