新年明けましておめでとうございます。この1年は久々にブログを書き続けることができました。昨年は骨折があり、ロードバイクの乗り始めが遅くなってしまいましたが、今年は無事に冬場を乗り切りたいと願っているところです。
とはいえ、極寒の北海道では春はまだまだ先なので、年の始まりはロードバイクの今年のトレンドを考えて過ごそうと思っています。プロツアーは今月末のツアーダウンアンダーで幕を開けますが、注目は昨年末に発表されたコルナゴのY1Rsでしょう。
とはいえ、極寒の北海道では春はまだまだ先なので、年の始まりはロードバイクの今年のトレンドを考えて過ごそうと思っています。プロツアーは今月末のツアーダウンアンダーで幕を開けますが、注目は昨年末に発表されたコルナゴのY1Rsでしょう。
このエアロロードバイクは、タディ・ポガチャルを擁するUAEチーム・エミュレーツが使用することが決まっているので、今年のロードレースシーズンでは何度もトップフィニッシュするのではと予想しています。ただ、今年は新たなエアロに全振りしたフラッグシップバイクはもう登場しないのではとも思っています。
昨年のツール・ド・フランスでは純粋なエアロロードではないVR4sが大活躍したコロナゴがエアロに全振りしたロードバイクを市場に出してきたのは、コルナゴには純粋なエアロロードバイクがなかったためでしょう。山岳ステージがあるグランツールではV4Rsで十分なのです。スペシャライズドのVENGEやcannondaleのSystemsix等、純粋なエアロロードは姿を変化させつつあるように思います。
シーズン前半のモニュメントを勝ちまくったCANYON AEROAD CFRは勿論、昨年ブレイクしたデカトロンAZ2Rも最新のエアロロード・ヴァンリーゼル(VAN RYSEL)のRCR Proを使用していました。2位に終わったといえヨナス・ヴィンゲゴーも後半の山岳ステージでは軽量のR5ではなくエアロロードのS5を使用していたほどです。
ただ、山岳賞を獲得したのはcannondaleの第4世代のSupersix EVOでした。これはエアロロードのSystemsixと第3世代のSupersix EVOを上手く融合させたオールラウンドなエアロロードバイクです。TREKも軽量のエモンダロードプラットフォームをマドンエアロバイクに折り込んでいます。このY1Rsに対しては、この融合はあまり意味をなさないかもしれませんが、2台のバイクをブレンドすることで、cannondaleやTREKには手元に置いておく必要のあるバイクのバリエーションの数を減らすことができるというメリットが生まれる訳です。
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