今年のツール第18ステージは前日同様に逃げが決まりました。アルプスの真ん中にあるギャップからバルスロネットまでの179.5kmの丘陵コースで、総合争いから漏れた選手たちが懸命にステージ優勝を狙うことになります。
アクチュアルスタート直後からクリスツ・ニーランズのアタックによってレースは動き出し、アルカンシェルを着たマチュー・ファンデルプール等が追従し、約30kmをかけて36名の逃げグループが形成されます。その中には先の2名に加え、前日勝者のリチャル・カラパスやオイエル・ラスカノなど強力クライマーが入っていました。
アクチュアルスタート直後からクリスツ・ニーランズのアタックによってレースは動き出し、アルカンシェルを着たマチュー・ファンデルプール等が追従し、約30kmをかけて36名の逃げグループが形成されます。その中には先の2名に加え、前日勝者のリチャル・カラパスやオイエル・ラスカノなど強力クライマーが入っていました。
この日もEFが元気で星条旗があしらわれたアメリカ王者ジャージのショーン・クインやベン・ヒーリーがカラパスに追随し積極的な走りを見せていました。アルプスに入ってからcannondaleの新型Supersix EVOの露出が増えているのは嬉しい限りです。ポガチャルのV4Rsに乗っていたらもっと楽しめるのにと思いましたが、下位グレードのV4でも価格は機械式105の12Sモデルで56万1000円と高額なのが残念です。
9分以上後方を走るプロトンは翌日から始まるアルプス2連戦に向けエースたちは脚を休めていました。こうなると逃げ切りの大きなチャンスです。逃げがどんなに頑張っていても後ろで総合争いのアタック合戦が始めれば、タイム差はあっという間に無くなってしまうのですから。
残り35kmで先頭集団を形成したのはミハウ・クフィアトコフスキー、マッテオ・ヴェルシェ、ヴィクトル・カンペナールツの3名でした。この3名は上手くローテーションを回し、ゴールスプリントへ。ここまでローテーションしていた3名がフィニッシュ手前500mでようやく牽制に入り、残り300mからの連続コーナーでクフィアトコフスキが先頭に立ち、何度も後ろを振り返るクフィアトコフスキに対し、残り150mの標識からカンペナールツが踏み込む。頭を振りながらペダルに力を込めるカンペナールツのスピードにはヴェルシェとクフィアトコフスキは及ばず、カンペナールツが両手を拡げフィニッシュ。念願のツール初勝利を飾ることになりました。
残り35kmで先頭集団を形成したのはミハウ・クフィアトコフスキー、マッテオ・ヴェルシェ、ヴィクトル・カンペナールツの3名でした。この3名は上手くローテーションを回し、ゴールスプリントへ。ここまでローテーションしていた3名がフィニッシュ手前500mでようやく牽制に入り、残り300mからの連続コーナーでクフィアトコフスキが先頭に立ち、何度も後ろを振り返るクフィアトコフスキに対し、残り150mの標識からカンペナールツが踏み込む。頭を振りながらペダルに力を込めるカンペナールツのスピードにはヴェルシェとクフィアトコフスキは及ばず、カンペナールツが両手を拡げフィニッシュ。念願のツール初勝利を飾ることになりました。
マイヨジョーヌのポガチャルやヴィンゲゴーを含むプロトンは13分40秒遅れでフィニッシュ。そのため総合順位に動きはないまま、2つの超級山岳と1級山岳イゾラ2000(距離16.1km/平均7.1%)を駆け上がる翌日の山岳決戦に臨むことになりました。
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