とにかくロードバイクのパーツは高価です。100g軽くするのに数万円は当たり前というのが実情です。にも拘わらずロードバイクに乗り始めると必ずパーツ交換をしたくなるものです。悩みが尽きないのはサドルでしょうか?自分のお尻にフィットするサドルに出会えるかはある意味運かもしれません。いずれにしてもロードバイクを購入するだけでは済まなくなってしまうのです。
予算がふんだんにあるというなら別ですが、予算が限られる中でのロードバイクのパーツ選びには対費用効果を考慮する必要が出て来るのです。そもそも、ロードバイク自体もハイエンドモデルは軽量で剛性が高いことを謳っていて大変高価です。重量はともかく剛性に関しては、少し考えなければいけないと思っています。高級なフレームやホイールほど高い剛性を謳っているものですが、そもそもパワーの無い私のようなホビーライダーがフレームやホイールの剛性を気にしても意味がないのではないか?むしろ、硬すぎることがマイナスに働くこともあると考える必要があるのではないかと考えるようになっているのです。
加えるなら、どんなに剛性が高いフレームやホイールを選んでも、タイヤの空気圧ひとつで、その剛性も無意味になることもあることは知っておいて損はないと思います。ロードバイクの中で最も硬いのがフレームやホイールだとすれば、最も柔らかいのがチューブとタイヤです。そして、ロードバイクの剛性に関してはフレームやホイールの硬さより、タイヤやチューブの柔らかさが支配的になるのです。時には100万円を超える高剛性のロードバイクやホイールがタイヤやチューブ、空気圧の選択を誤るとその性能が半減してしまう可能性もあるのです。
あえて剛性が重要だとすれば、ダンシングした時にバイクがしなるようなら問題ありです。安価な中華カーボンフレームやホイールに良くある欠陥です。BBを含めフレーム剛性が足りないバイクは危険です。だだ、これはきちんとしたメーカーの製品を選んでいれば全く問題はありません。
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