ニケがまたも精密機械の上に乗っていました。ダイソーの猫よけトゲトゲをしっかり置いてあったのですが・・・・。
トゲトゲの上を歩いたのか・・・僅かの隙間を歩いたのか・・・どちらにしても何か対策を考えなければなりません。
初めて見た「この日本人がスゴイらしい」というテレビ番組の中で、安藤さん(下の名前は忘れました。)という建築家の方のお話が大変興味深かったです。
私の親友は一級建築士なのですが、建築士に関しては疎くて、この安藤さんも知りませんでした。日本を代表する建築家だそうです。
色々面白い発想の話をしていましたが、その中で「日本語は、あいまいな表現を重ねて一つの意味を表している。そういう建築を創りたい」という趣旨の事を言っていました。波紋が重なり合って一つになる。そんな感じでしょうか。
日本的で、いいな~と思いました。
最近はグローバルスタンダードだとか、先進国の中ではとか、欧米諸国と比べると、とか、とかく日本的な基準や発想はダメみたいに言われていますが、私的にはそんなことはなくて、いいものはいい(勿論すべてがではないですが)。
あいまいである事も全てが悪いとは私は思いません。日本人が長年積み上げてきた島国での処世術というか、お付き合いの仕方だと思うからです。すべてが、YES・NOで割り切れればいいんでしょうが、人間そんなに簡単ではないと思います。これはどうなんでしょうか、YES・NOの国の人も同じなんじゃないかと思うんですが・・・日本人(いまの人は違うのかな)だけなんでしょうか。
うまく表現できませんが・・・私の哲学の基本である「平衡な考え方」に相通じるものがあるように思います。一つに凝り固まるのではなく、もっとファッとした柔軟な考え方、これも大事だと思うんですがね(八方美人のそしりも、免れないかもしれませんが)