ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

ニャン子の日

2011-02-22 21:46:23 | ペット
                    


 今日は、ニャンニャンの日だそうで、こちらのローカル放送でも、ニャン子の保護活動をしている、猫カフェの特集をしていたようですが、仕事の都合で、残念ながら見ることが出来ませんでした。きっと、善意の方たちが頑張っているんだろうな~と、思います。幾つかのブログにお邪魔しても、皆さん大なり小なり、保護活動をしたり、心を砕いていらして、日本も捨てたもんじゃないな~と喜んだり、民間だけでなく、行政ももう少し動いてくれればなと、少し憤慨したり、何はともあれ、そばで見ているだけでは何も変わらず、少しでも自分の出来る範疇で力を出さなければならん、との思いを強くしました。昨年の8月7日に書いた「孔子の牛」を、どうしても、思ってしまいます。

 今日、私のかわいい娘(友人のですが)からメールが来ました。その子には弟が一人居まして、現在、関東で大学生活を送りながら、夢への努力も頑張っているようです。今たぶん(留年の有無が不明ですが)3年生だと思います。この4月から順当に行けば4年生で、よいよう就活の時期。で、夢を諦めて、就活を頑張るかで、悩んでいるようです。(たぶん少しだと思うんですけど・・・性格からして)

 夢がどういう物かにもよりますが、幾つになっても追い求めていられる夢もあれば、ある時期が来れば、夢への扉が閉まってしまうものもあります。

 例えば小説家になる、という夢は、何歳になってもOKです。ですが、将棋のプロならば、19歳までにプロの養成機関である奨励会というところに、入らなければなりません。つまり、20歳になれば、自動的に扉は閉まるわけです(先年、アマチュアの第一人者が、例外的にプロになりました)。公務員とかにしても、29歳とかで線引きされているケースが多くて、年齢が行くにしたがって、選択肢も減ってきて、夢よりも現実的になる所以(お分かりかもしれませんが・・・ショイではなく、ユエンと読みます)です。

 ま~そういう事もあるので、なるべく、実現性が乏しくても、いつまでも追い求められる大きな夢を、男の子には持ってほしいな~と思います。

 さて、私の大事な息子(友人のですが)に、幾つか伝えたいと思います。

 まず、聞きたいなと思うのは、なぜ悩んでいるのかです。夢は諦めてもいいくらいのものなのか。夢では食べていけないから、(食べていけない可能性があるから)安定した生活が出来るような就職がしたいのか。

 もしその程度の思いしか、かけられない夢ならば、その夢はやめたほうがいいと思います。たぶん一途にかける思いを持てないなら、たぶん大成はしないと思います。

 もしかすると、心優しい息子は、親のことを思っているかもしれません。アメリカの大学に留学までさせてくれて、今も、夢を追いかける君のために、一生懸命応援してくれている親に、心配をかけたくないと思っているかもしれません。ですが、親が子供に掛ける愛情は(子供の居ない私が言うのも変ですが・・・)まさに、本当の無償の愛です。子供に何かしてほしいなどとは、間違いなく思っていません(君の親はお二人とも間違い無くそうです)。親が思うのは、子供の幸せだけです。

 親が思う子供の幸せとは何でしょうか。普通に言えば、安定した生活。つまり、良い学校を出て、良い会社に入って、良い人と結婚して、良い子供を持つ。ですが、親もそうそう上手くいかないことは、自分の経験で知っています。ですから、ナンジャカンジャ子供の考えに異を唱えながらも、子供が生き生きと、笑顔で生活できているなら、それが子供の幸せで、それを応援してやろうと、大抵の親は思っているのです。(と、思います)

 おじさんとしても、君には、安定した生活をしてほしいなと思うのです。しなくていい苦労ならば、させたくはありません。ですが、夢に心残りがるのならば、自分が納得できるまでやっても良いと思います。ようは、自分の心と対話して、自分を納得させられるかです。夢を続けるにしても、止めるにしてもです。

 お父さんやお母さん、友人や、先生、私も含めて先輩達の色んな声があるでしょう。どの声を選択するにしても、最終的に決めるのは、君です。あとから、「あの時あの人に言われたから」と言わないように、自分の心とたっぷり会話して、止める、続けるの理由付けを見つけてほしいと思っています。
 
 おじさんも、お父さんやお母さんには、敵わないですが、君の事を応援していますよ。