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AfterEffects を使ってみる(147) オシロスコープ part 1:正弦波(動作の繰り返し)

2009-03-03 23:51:13 | After Effectsを使ってみる(146)~(150)

FLASHアニメーション(SWF形式) 右クリックして PLAY
<object height="225" width="300" data="http://gimon.blog.ocn.ne.jp/sample_movie/sin_005.swf" type="application/x-shockwave-flash"></object>


オシロスコープで表示できる波形を作ってみました。
(左)正弦波  (右)リサジュー波形(または、リサージュ波形)

Ae_0181


どちらも、After Effects のエクスプレッションで再現できます。
正弦波は、Math.cos 又は Math.sin で作れます。

Ae_0182

例では、720x576 のコンポジションで 50x50 の平面を動かしています。
波形をコントロールするエフェクト「エクスプレッション制御」用の新規平面(control) も作ります

Ae_0169

50x50 平面の「位置」にエクスプレッションを適用します。


temp1 =thisComp.layer("control").transform.orientation[0]*720/360;
temp2=thisComp.layer("control").effect("Y 位置調整")("スライダ")+Math.sin(thisComp.layer("control").transform.orientation[0]/360*thisComp.layer("control").effect("周期")("スライダ"))*thisComp.layer("control").effect("振幅")("スライダ");
[temp1, temp2]


わかりにくいと思いますが、緑色の文字がエクスプレッション制御で、赤色の文字は、何度も繰り返して動かすための設定です。

赤色の説明: (control)レイヤーを3Dレイヤーにして、「方向」にエクスプレッションを適用します。


temp = time*360;
[temp, temp, temp]


「方向」は 0~360 の値になるので、360を超えると 0 に戻るようになります。
time * 360 で、1秒後にスタート地点に戻るようになります。

Ae_0168

動く平面を線に見せるようにするには、いくつか方法があると思いますが、今回は3種類の方法を試しています。
波形が綺麗に描けたのは、「エコー」でしたが、レンダリングに時間がかかります。

Ae_0170

Ae_0173

冒頭のSWFアニメーションは、パーティクルを発生する「CC Particle System Ⅱ」とサードパーティ プラグイン「Trapcode Particular」を使っていますが、「フレームレート」を最大にしても所々、直線になってしまう部分があります。

Ae_0179

Ae_0180

アニメーションしてみましたが、実際にオシロスコープで測定すると、波形は静止している場合がほとんどで、ブラウン管タイプだとチラチラする程度の動きとなります。

Ae_0129

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【リリース】mocha AE v2 (After Effects) 発売

2009-03-03 08:13:11 | After Effectsを使ってみる(146)~(150)

ロトスコープに対応したmocha AE v2 本日発売!
After Effects CS4 バンドル版からもアップグレードできるかは、今のところ確認できていません。

(記事更新) 時間がなかったので、見落としてましたが、After Effects 用のプラグイン「mocha shape plugin for After Effects」が同時発売されているので、ロトスコープのシェイプ データをAfter Effectsで読み込むために、このプラグインを別途購入する必要がありそうです。
他の mocha製品のシェイプデータも 読み込めるようになります。