Octane Renderの記事がfxguideサイトに投稿されています。
Octane Render: realtime ray tracing
記事の中で、現在 Octane Renderにもっともコストパフォーマンスが高いGPUは、最新のGeForce GTX680ではなくGTX580となっています。
2012年3月時点でのGPUを検証した記事も参照すると、GTX680はCUDAの処理速度がGTX580より劣っているのが原因にもなっているようです。(最新のドライバーでの性能は不明)
このベンチマークを見ると、GTX580とGTX680のOpenGLの性能が悪すぎて気になるところです。
Quadroとの差別化のために意図的にOpenGLの性能を落としているので、After EffectsのようにOpenGLとCUDA 両方使うソフトではGPUの選択に注意が必要です。
旧型のGeForceより新しいGeForceの方がOpenGL性能が悪いかもしれません。
<追記 1月28日更新>
詳しいことは調べて欲しいのだけど、GTX680はGTX580より単精度浮動小数点数演算はユニットの数が多いので性能は高く、倍精度浮動小数点演算はユニットの数が少ないので性能が低い。
倍精度の性能が3DCGやエンコーディングには重要で、KeplerアーキテクチャではGTX 680に搭載されている GK104が第1世代で、第2世代となるGK110ではレイアウトが変更されて、倍精度の演算ユニットの数を増やして強化された製品になるようです。
GK110搭載の最初の製品は、Tesla K20、K20Xになります。
2月下旬にGeForceの新製品が予定されています。
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