洋書「Adobe After Effects CS4: Studio Techniques 」のチャプター2 に出ている画像の作り方が、英文を訳しただけでは ピンとこなかったので、関連する物をいくつかまとめてみました。
Adobe After Effects CS4: Studio Techniques (Studio Techniques)
<アドビ Illustrator 変形の繰り返し>
Illustrator では、変形させた直後にショートカットキー 「CTRL+D」を繰り返して押すと、変形が繰り返されます。
変形の時にコピーを選択した場合は、変形とコピー(ペースト)が繰り返されます。
「@」キーを押しながら、マウスを動かすとアンカーポイントの移動はできませんが、動きに合わせて連続で描画できます。
<After Effects シェイプレイヤー>
シェイプレイヤーは、ひとつのシェィプを変形や複数コピーしてアニメーションさせる事が出来ます。
<After Effects 親子レイヤー>
記事の冒頭の画像については、Studio Techniques で「Illustratorライク」 と呼んでいるように、親子関係を使ってレイヤーが変形を繰り返しています。
人によって本を読んだだけでは、わかりにくいかもしれないけど、付属DVDのプロジェクトとAdobe ヘルプを参照すると、何となくわかってくると思います。
コンポジションは、下図のようになっています。1~10レイヤーのトランスフォームは全て同じです。
改めて、一から作ると、
レイヤーは100x100で作っています。
"1"レイヤーが"子"になり、親"2"レイヤーと親子関係になると、親レイヤーの( 5,100,0 )の位置に子のアンカーポイントが、くっつき、 350°の回転をします。
親子関係にする前に、レイヤーを必要な個数、複製しておいてから、順番に親子の設定(ALTキーを押しながら)をしていくと、変形を繰り返していくようになります。
別の方法で、複数の新規レイヤーを上記と同じように親子関係にして、親子全部選択して親のトランスフォームの数値を替えると変形を繰り返すようになります。
<プラグイン:Zaxwerks Layer Tools>
最後にAfter Effects のサードパーティ プラグイン「 Layer Tools 」を使って、変形を繰り返します。
このプラグインは、親子関係になくても選択したレイヤーを繰り返し変形できます。
「Pivot」で基準となる「レイヤー」、「カメラ」、「ライト」を選択しますが、その都度、変更可能です。
選択したレイヤーだけ リセット する事も簡単にできます。
<親子関係のスクリプト>
アドビ ヘルプに掲載されているスクリプトは、便利そうですね。
親子関係のレイヤーの複製すると、親のレイヤー名が変更されていないので、これを修正できそうです。
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