After Effectsにも標準で、レンズフレア・グローなどライトやレンズに関するエフェクトが搭載されていますが、機能が少ないためかサードパーティのTrapcodeやKnoll Light Factoryを使っている人も少なくありません。
ただ、このような効果はプラグインだけでなく、3Dソフトにカメラ・ライトそしてレンダリング(別途レンダリング専用ソフトが必要な物もあり)が揃っていれば制作できるので、After Effectsで合成する事もできます。(又は3Dソフトで合成)
今回は、3DソフトのLightwaveで、カメラにライト(スポットライト)を当てて、レンズフレアだけを制作しています。
<無料プラグイン:Knoll Light Factory Unmult>
有料プラグイン Knoll Light Factory の機能のひとつに「Unmult」というのがあり、RedGiantのホームページでこの機能だけを誰でも無料でダウンロードできるようになっています。
このプラグインを使うと、他のソフトで作成したレンズフレアのマット(黒)をきれいに削除して、透明度も保持してくれます。
After Effectsで、地図の背景画像とLightwaveで作成したレンズフレア画像を合成しています。
描画モードは「通常」
マットのある画像を描画モード(スクリーンなど)で合成しようとすると、色が減少して元画像とは違ったものとなってしまいます。
【7月28日追記】ルミナンスプリマルチプライの使い方で、一部、間違いがあったため「次の記事」で訂正させていただきます。
尚、これより下の記事は訂正前の状態です。
<描画モード:ルミナンスプリマルチプライによる合成>
After Effectsの描画モードの一番下に出てくる「ルミナンスプリマルチプライ」と「アルファ追加」は、特殊な描画モードで、アルファチャンネル付きの画像でしか効果が出ません。
特に、ルミナンスプリマルチプライは、3Dソフトで作成した「ヒカリモノ」を合成するのに最適なモードです。
しかし、解説書「After Effectsの達人 4.1 EPISODE 2」に載っている使い方を見ても、結果がどうも本 どおりにならないので(書いてある事だけを実行すればホントは出来るんだけど、サンプルの画像に気を取られすぎてたようです)3Dソフトから、アルファ付きの画像を出力できる方式をいろいろ試す事となってしまいました。
<サンプルムービーと静止画>
今回の結果は、下図のようになりました。
描画モード「通常」で合成した場合は、光の周りが暗くなっていますが、「ルミナンスプリマルチプライ」で合成すると、色が変化することなく鮮やかに光っているのが確認できます。
3Dソフトのライトの色は「白」で、輪っかの色は暗い赤に設定しています。
<使用方法>
今回作業で行った内容は、LightwaveからAVI形式(無圧縮)で書き出し、After Effectsに読み込む際、ストレート アルファを選択。
これを描画モード「通常」で合成すると下図のように、透明になります。
この点が、迷わされた原因です・・・
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