Windows版QuickTimeのセキュリティ問題で、ビデオ編集ソフト会社はどのような対応をとるのか注目されています。
Adobeは、QuickTimeがなくてもProResに対応する方法を研究中のようです。
URL: https://blogs.adobe.com/creativestation/video-apple-ends-support-for-quicktime-windows
Macを使い出して2年超えましたが、そのProResというコーディックは所有しているMacBookに、これまで搭載されていませんでした。
唯一、iMovieでProRes422の動画を出力できる機能は無料で使えますが、コーディックはFinal Cut Pro Xなどのプロ用動画アプリを購入しなければなりません。
今回、Compressor というアプリ(AdobeのMedia Encoder CCのようなアプリ)を購入して、4K動画をProRes形式の動画で出力してみました。
URL: http://www.apple.com/jp/final-cut-pro/compressor/
使い方は、Media Encoderのようにファイルをウィンドウ内にドラッグして、出力方法を選択し開始ボタンを押すだけです。
特筆する機能は、複数台のMacを利用する分散エンコーディング。
アプリのライセンスは、個人であれば何台でもインストールできるので、MacBook 1台・MacBook Pro 1台で分散エンコーディングもやってみました。
Wi-FiにつながっているMacから、利用するコンピューター名を選ぶだけの設定で、この機能は使えます。
ハードウェアの条件で、Compressorインスタンスを追加できます。MacBookは追加できませんがMacBook Proはインスタンスを1追加できるので、3個のファイルを同時にレンダリングしています。(下図の下側)
MacBook単独と、MacBook Proを追加した時の時間です。
レンダリング中のCPU稼働率は、あまり高くありません。ビデオ編集しながらレンダリングも出来るようになっているのかも。
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