大同マルタ会

大同マルタ会の方々が自由にこのブログに集い、会員の思いや写真などを思い存分に披露できる開かれた広場にしたい。

故郷の高校を応援しました

2014年08月13日 | エッセイ

 珍しく甲子園常連校の古豪東北高校を破って甲子園初出場の県立利府高校。

ああ梨が取れるところだな。としか思っていなかった。

対戦相手は優勝経験もある佐賀県立佐賀北高校で県立同士の戦い。

実況アナも解説者も何度となく県立県立と強調していた。

両校とも地方大会で古豪を破って甲子園に立ったのだ。

しかし、両校ともなんとなくほかの甲子園健児のように骨太には見えなかった。

それでも雄々しく,そして凛々しく見えた。

 

試合の内容は走者が塁に出ると決まってバントと盗塁が多い。

2ストライクからでもバントを仕掛ける。

走塁は死にもの狂いだ。見ていて本当に楽しい。

 

やっと故郷代表が勝ちを掴んで2回戦へ進んだ。

私学の連中に勝つことだけを目標に進んできたと両チーム言っているそうだ。

 

何時の頃からか公立の高校は甲子園から姿を消していった。

青森県立の三沢高校と愛媛県立の松山商業高校の決勝戦と再試合。

そのようなことはもう無いのかな。

座視童子でした

 

子供の頃は何でも大きく見えた

2014年02月09日 | エッセイ

私の故郷で昨日大雪が降った。まだ降り続いているらしい。

70数年ぶりの大雪で45センチほど積もったそうだ。

子供の頃こんな雪はしょっちゅう降っていたような気がする。

ところが実際は降ってはいないのだ。子供の頃は何でも大きく見えた。

家の前の通りも、家の庭も、小学校の校庭も、家の座敷も皆広く大きく見えた。

雪が降ったら物置から橇(そり)を出してきて近くの崖に行き橇滑りをした。

その崖も大きく急で高く聳え立っていた。足がすくむほどだった。

校舎の裏に雪を集めてその上に水を撒いて即製のスケートリンクを造った。

それすらも大きな広いリンクだった様に思えた。そんな筈無いのに。

今はそれを確かめようもない。家はとうに無くなり駐車場になっている。

家の前の道はバスがすれ違いが苦労するほど狭い道だった。

崖は崩されて宅地に造成された。小学校は解体されて高等学校に建て替えられた。

それらは皆何となく小さいジオラマの様だ。

今度の大雪で全部埋っているのだろうか。まさか?

近江の里も10センチほど雪が積もった。

炬燵の中で、帰り住むことのない故郷のことをひとり思っていた。

 

                      座敷童子でした

 


故郷の訛りと方言

2013年06月27日 | エッセイ

誰でも自分の故郷の言葉を聞いて懐かしいと思う心があるでしょう。

故郷を長く離れていればいるほどそのように思うに違いありません。

最近TVや映画で私の故郷の方言を聞く機会がありました。

「八重の桜」、「あまちゃん」、「おしん」、「奇跡のリンゴ」です。

それぞれ地方は違いますが、私の故郷と大して違いません。懐かしい、優しく、愛のある言葉です。

他の地方の人は私の故郷の言葉を笑いますが、私にとっては心のゆりかごです。

                      伊達政宗の家来の百姓の遠い子孫


国旗を大切にする 

2013年06月16日 | エッセイ

国旗を大切にする  국기를 소중히 한다                2013.06.16

 

この頃日本の国旗が近隣の国からぞんざいに扱われているのではないでしょうか?

요즘 일본의 국기가 이웃 나라에서 아무렇게나 취급되어 있는 것이 아닙니까?

 

その原因はいろいろあるかも知れませんが、他国の国旗を侮辱することは良くないことです。

그 원인은 여러가지 있을지도 모르겠습니다만, 다른 나라의 국기를 모욕하는 것은 좋지 않은 것입니다.

 

日本の国旗は日章旗でまっ白の生地に日の丸があるだけです。戦前からその白地の部分によく文字を書いていました。

일본의 국기는 일장기에서 새하얀 바탕에 일장기가 있는 것 뿐입니다. 전전부터 그 새하얀 바탕의 부분에 자주 문자를 쓰고 있었습니다.

 

スポーツの試合に行く選手や、戦地に行く兵士への激励です。

스포츠의 시합에 가는 선수나, 전지에 가는 병사에의 격려입니다.

 

この様なことは他国の習慣ではないでしょう。太極旗や五星紅旗にそのようなことがあるのを見たことがありません。

이러한 것은 다른 나라의 습관이 아니지요. 태극기나 오성홍기에 그러한 것이 있는 것을 본 적이 없습니다.                (五星紅旗)

 

それぞれの国で国旗を大切に扱っています。西欧諸国でも同じです。

각각의 나라에서 국기를 중요하게 다루고 있습니다. 서구 제국에서도 같습니다.

 

日本だけが違います。そんな習慣があるから、日本の旗に、我が国を軽蔑することを近隣国には書くのでしょうか。

일본만이 틀립니다. 그런 습관이 있기 때문에, 일본의 기에, 우리나라를 경멸하는 것을 이웃국에는 씁니까?

 

国旗を侮辱されて良い気持ち良くする人はいないでしょう。

국기를 모욕되어서 좋은 기분 좋게 하는 사람은 없지요.


おわら風の盆

2013年05月06日 | エッセイ

おわら風の盆

 

 

おわら風の盆(おわらかぜのぼん)は、

富山県富山市八尾町で毎年9月1日から3日にかけて行なわれている富山県を代表する祭りである。

越中おわら節の哀切感に満ちた旋律にのって、

坂が多い町の道筋で無言の踊り手たちが洗練された踊りを披露する。

艶やかで優雅な女踊り、勇壮な男踊り、哀調のある音色を奏でる胡弓の調べなどが来訪者を魅了する。

おわら風の盆が行なわれる3日間、合計25万人前後の見物客が八尾を訪れ、町はたいへんな賑わいをみせる。

 

昨年初秋富山県で 青戸治夫さんの投稿です。


踏んだり蹴ったり

2013年04月28日 | エッセイ

悪いことって重なるものですね

大同マルタ会があり少し体調が悪いが、酒を飲まなければ大丈夫だと高を括って参加しました。

案の定、熱は出るは、咳は出るは、体はだるいはですっかりダウンしました。

救急車を呼ぼうと思いましたが、団地の中なので我慢して、翌朝家内に連れ添われてタクシーで病院へ

急行しました。病院ではレントゲン撮影の結果、肺炎と診断され、即入院。肺炎は今回で2回目。

連日点滴攻めでした。それを見ていた家内も風邪をひいてダウン。

娘から電話があり、彼女の亭主が脊髄に膿が溜り、救急車で入院。寝たきりになりました。

娘が家にたどり着くと、小学校から電話があり孫娘が流感で強制自宅療養となりました。

お互いが見舞いにも行けず、ただばたばたするだけでここ二週間が過ぎていったのでした。

                                                  座敷童子でした

 


エッセイ 「雨ニモマケズ」

2013年04月28日 | エッセイ

雨ニモマケズ

三月八日、大丸京都店へ「宮沢賢治・詩と絵の宇宙」を見て来ました。

 「雨ニモマケズ、風ニモ負ケズ、雪ニモマケズ、夏ノアツサニモマケズ、一日四合ノ玄米ト少シノヤ

サイガアレバヨイ」

 賢治は人間も自然の一部だと人間の奢を戒めている。それを動物の目線・気持ちで訴えている。

 「注文の多い料理店」の解説を読んでドキッとした。毛皮の人と白熊とのやりとり、自然の中で人

と動物、動物同士、花、木々、風、土、太陽、星、月、等々、賢治は動物の目線で三百六十度、俯

瞰している。生まれる二カ月前にはマグニチュード八.二、亡くなる半年前にはマグニチュード八. 

一の大地震と津波に襲われています。まさに天災と凶作との戦いだったそうです。

 今回の三.一一の大地震と大津波、それに賢治の知らない原発事故を起こして、いまだ終息出 

来ない状況です。絆を口で言っているが、ガレキの受け入れが出来ていません。

 風評被害もあっちこっちで起きている。

 「一日四合ノ玄米ト少シノヤサイガアレバヨイ」。私たちはより豊かにより便利にと突き進んで

来た。そして原発事故という、歴史上最大の人災を起こしてしまった。

 賢治が生きていたら原発はなかっただろう。

                                      平 正次郎さんのエッセイより