大同マルタ会

大同マルタ会の方々が自由にこのブログに集い、会員の思いや写真などを思い存分に披露できる開かれた広場にしたい。

他界なされました中山社長の息子さんからこのブログに投稿がありました。

2015年12月26日 | 感謝

先日 他界なされました中山社長の息子さんからこのブログに投稿がありました。

全文を転載させてもらいました。ありがたいことです。

 

田中様 大同マルタ会 OB会の皆様方

 (中山尚英)  2015-12-17 21:05:37

はじめまして。私は中山久英の息子です。

このたびは、貴重なブログで御紹介いただき、ありがとうございました。

明るく闘病しておりました本人ですが、残念ながら力尽きてしまいました。

しかし、体の状態には困難な部分があるものの、頭は最後まではっきりしていました。

亡くなりましたのが、連休前日の夜でしたので、親族のみで送ることとしましたが、会社関係・OBの方の御参列もいただき、

大変恐縮に感じ入っております。

御連絡すべき方々に一報をお入れできなかったこともあったかと思います。失礼の段、お許しいただけますとありがたく存じます。

その後もあわただしく過ぎましたが、おかげさまで先日四十九日をすませることができましたことを御報告させていただきます。

御紹介にもあげられている本人の文章を、私は生前にはまともに読むことをしないままでしたが、

改めて読むと、なかなか波乱万丈な人生を全うしたのではないかと愚考しております。

このたびは、お気遣いありがとうございました。今後のOBの皆様方の御健勝を心よりお祈り申し上げます。

ありがとうございました。

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亡き中山社長には、大同マルタの皆があの命を懸けて後退りのできない中で頑張っていた姿を瞼の奥に焼き付いていると思います。

それにもかかわらず中山さんの努力を消し去ってしまったわれわれの努力が足りなかったと大いに反省しております。

中山さんどうか安らかにお眠りください。

この稿 田中 頌でした。


藤田一夫さんがお亡くなりになりました

2015年12月14日 | 訃報

 

長く工務室に居られた 藤田一夫さんが 去る11月15日 に亡くなられました。

遅くなりましたが、喪中の挨拶状を頂き初めて知りましたのでお知らせします。

以前、脳梗塞で倒れてから、少し体が不自由でしたが、元気に大同囲碁会にも出席

されていました。2年ほど前膵臓がんを患いこれが命とりになりました。

 享年75歳。 ご冥福をお祈りします。             記 吉岡 悠 


倉ヤンこと倉本平一さんが他界されました

2015年12月12日 | 訃報

倉ヤンこと倉本平一さんが去る11月28日に76歳でお亡くなりになりました。

奥様からお知らせがありました。

倉本さんは昭和14(1939)年8月27日生まれ。洛東高校出身で大同には昭和38年

頃入られて、スクリーン捺染畑一筋に頑張って来られました。

彼は至って勉強好きで各種資格を沢山持っておりました。危険物・電気・ボイラー・ビル管

理士々。

大同を退職後はその資格を生かしてビル管理士として活躍なさっていたようです。

家では会社勤めをしながら小さいながら田圃を作っておられました。

彼の一番の自慢は3人の息子で3人とも一流の国立大学まで進めました。

会社では倉ヤンと呼ばれ、若い人には格別の人気がありました。

私も彼には人生の大切なことを沢山教えられました。

安らかな眠りにおつき下さい。           合掌

 

この稿 田中 頌でした。 


展覧会のギャラリートークに出席しました。

2015年12月12日 | 文化

 

 京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催されている「京都近代捺染産業の軌跡」展のギャラリートークに大同から3人行きました。お話しは一昨年「大同コレクション」でお世話になった、青木美保子准教授。 今回の企画にたずさった鈴木桂子立命館大学教授、東京から「糸・布・衣の循環史研究会」の杉浦未樹法政大学教授ら大勢の先生方、女性が多かったが、一般ギャラリーとにぎやかでした。

 武田周次郎とその後のローラー彫刻業の話が主でしたが、ローラー捺染柄の展示の最後は大同マルタ染工でした。私の取って置きの「グリーンワックス」、青木先生から、展示された研究ノートと共に大藪さん・彫刻レポートと共に久世さんが、名指しで紹介され、3人で行った甲斐がありました。「大同」の名前を大きく宣伝していただいて、また元気がでました。                   東山十条85

 


京工大の展覧会を見てきました

2015年12月07日 | 文化

「京都近代捺染産業の軌跡」の展覧会見学記

 今日から2週間開催される、京都工芸繊維大学美術工芸資料館1階の展覧会に行ってきました。  京都に日本で最初にローラー彫刻専門工場を設立した、武田周次郎氏の初期の小巾ローラー捺染デザインが数多く集められていた。ローラー捺染の歴史をたどっていくと、もっとも活躍したローラー捺染の最盛期が大同の黄金時代に重なる。

 展覧会は歴史を追って展示され、その最後の展示プリント製品は大同のカンガ、ワックス、あの素晴らしいグリンワックス、が登場する。初期のプリント製品は手掘りの精巧なデザインだが、色の華やかさはない。大同のコーナーは「アフリカンプリント」の鮮やかな色彩が一際目立つ。大同コレクション展の時、展示された大藪直春氏の研究開発ノートも展示されていた。

 現在稼働中の小巾ローラー彫刻の工程を「京美彫刻株式会社」、ローラー捺染機の運転を大田重染工株式会社」のビデオで詳細紹介していた。大同のような大きな機械ではないが、ドクターを研いでいる姿は昔のままである。大同染工は月産400万メータ加工していたが、太田重染工は年間400万メータの生産である。規模は違うが、なくなってしまっては自慢にならない。一寸懐かしくて、両方最後まで、ビデオを見てしまったが、子供のおもちゃを楽しんでいるような気持・・・・・・とは少し失礼し過ぎるようです。

 大同のローラー捺染をしってる人は是非見学することをお勧めします。 東山85