「大同コレクション」のその後(Ⅵ)
今度は、9月30日(月)の京都新聞朝刊、8頁の文化欄にアフリカンプリントの本が大きく載りました。大同コレクションのアフリカンプリントがこのところ大きく新聞にとりあげられています。アフリカが注目されているのか? アフリカブームなのか? どちらにしても昔の大同染工が今にして脚光を浴びていることは嬉しい限りです。
東山十条89
10月9日 村山守生様がお亡くなりました。
昨年暮れ体調を崩され、入院。退院後、ドイツから帰国されていた息子さんが
心配され、箕面の自宅から近い老人ホームへ夫婦二人で入いられました。
10月に少し体調を崩し入院、先週容体が急変し、亡くなられたそうです。
現在、桃山の家は空いていて、奥様はそのまま箕面の老人ホームにおられます。
残念でなりません。淋しくなりました。
告別式は家族だけですまされたそうです
吉岡 悠
訃 報
この間まで一緒にゴルフを楽しんでいた「大同大津会」のメンバーであり、
旧大同マルタ仕上課の仲間でもあった 武藤利則さんがお亡くなりになりました。
突然の訃報に深い悲しみを覚えます。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
明日8月31日(木)午後6時より 御通夜
告別式は 9月1日(金)午前10時より
場所は 伊勢田のセレマー (旧24号線沿い)
取り急ぎご連絡いたします。
吉岡 悠
大同マルタ会の長老 井崎喜一朗様がお亡くなりになりました。
謹んでご冥福をお祈り致します。
今晩、12月2日 7時より御通夜
12月3日 11時より御葬式
場所は「北ブライトホール」 堀川紫明通り東入ル 北側
取り急ぎご連絡します。 吉岡 悠
途中新大阪で在来線に乗り換え守山までの長旅でした。本当にご苦労様。
現在のお住まいが岡山とはとんと忘れており失礼いたしました。
京都でお会いすればよかったなと反省しております。
守山駅の近くのレストランで簡単な昼食をとり、積もり積もった思い出話をいたしました。
先の社長は大同マルタを去られてから三菱系の会社の役員として迎えられたそうです。
仕事を終えられてから大病を患われ、がんで片肺と肝臓の一部を切除されました。
現在幸いにも転移もせず、いたって元気に過ごしておられます。月に一度は大阪の東洋紡時代の仲間と碁を打っているそうです。昇段して現在五段の腕前だそうです。
大同マルタ在職中そしてその後涙を呑んで大同マルタを去られた方々の行く末を大変按じておられ、私に詳しく聞いてこられました。
途中村重さんの逝去を知らされました。
先の社長は本当にお元気で大同マルタ在職中よりしゃんとしておられ、私よりはるかに長生きしそうに見受けられました。
一時間半の食事でしたが、その後先の社長は京都のもみじ観賞に行くと元気に電車に乗って行かれました。
大同マルタ会の皆様 あけましておめでとうございます。会社が姿を消してから早8年。でも、蛙の子は蛙、当方、スズメ百まで踊り忘れず。今年も『大同コレクション』を通じ、新しい 染色・捺染の話題を追いかけ、皆さまとお話しするのを楽しみにしています。宜しくお願いします。 東山十条85
「大同コレクション」のその後
2013年5月~8月、京都工芸繊維大学美術工芸資料館で、『京都からアフリカへ』の展覧会を開いた「大同コレクション」は、有料入場者が1600人もあり、内外の注目を集めました。 その後、資料はすべて、大同マルタ会 会長 田中 頌 の名前で、京都工芸繊維大学美術工芸資料館に 【寄付】 し、業界・学会に役立てて頂くことになりました。 大学は2014年3月、『大同コレクションに見る 1960 年代京都の捺染産業』という、小冊子の立派な レポートを文化遺産教育研究センター(並木誠士教授)で作成し、公的機関に発送しました。その反響はすぐに現れ、大学に数多くの問い合わせがありました。
2014年10月~11月 には、福岡市美術館で『更紗の時代』の展覧会に「大同コレクション」のカンガ、ワックスが展示されました。大きな展覧会でしたが、最終第6章にアフリカンプリントが集められ、一転して華やかな色彩は目を引きました。この展覧会を取材した西日本新聞にも、色鮮やかな大同グリンワックスの写真が大きく載りました。
その他、群馬県立日本絹の里の『絹とアジアの民族衣装』展覧会に、「大同コレクション」の一部(ボーダーのついた5~6mの長尺絹サリー)6点が出品されました。
2015年には、法政大学杉浦未樹経済学部教授をリーダーとする『糸・布・衣の循環史研究会』でとりあげられ、京都工芸繊維大学で大同コレクションの見学交流研究会がありました。 この日集まった研究会のメンバーは、杉浦教授の他、和光大学、東京国際大学、日本学術振興会(東大)、長崎大学、立命館大学、京都工芸繊維大学、UCサンディエゴ(カリフォルニヤ)、パドヴァ大学(イタリヤ)、ウォーリック大学(イギリス)、カフォスカリ大学(ベネチュア)、アルバータ大学(カナダ)、シンガポール大学の先生方で、国際色豊かな研究会です。今回、大同マルタ会も参加を要請され、アフリカンプリントの生産について説明しました。
12月、立命館大学アートリサーチセンターが企画した「京都近代な戦産業の軌跡」の展覧会を、京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催しました。 (この案内と見学記は先のブログで紹介しています)
会社が ツブレル ということは、なにもかも無くなるということです。工場、建物、機械、技術、製品、名声、歴史 - - - 大同は 8年前すべてを失いました。唯一、奇跡的に残ったのが『大同コレクション』で、これとて大同製品は非常に少ない。 しかし、日本の機械捺染の歴史をたどる時、この『大同コレクション』が、これからも≪大同マルタ染工≫の存在に光を当ててくれるでしょう。
初めて投稿します。
一昨年、大同コレクション「京都からアフリカへ」の展示会を京都工芸繊維大学で開かれましたが、
たいへんな反響で、久しぶりに「大同マルタ染工」の名を聞き、私ども古いOBは感激しました。
あれから大学の先生方と繫がりが出き、何かと『捺染』のお話をいろいろするようになりました。
今年、年末ですが、別紙のとおり 12月7日(月)~12月18日(金) 10時~16治30分
「京都近代捺染産業の奇跡」 という展覧会が同じく京都工芸繊維大学で催されます。
ローラー彫刻が中心ですが、大同の久世さんの記録も参考にされ、大同のグリンワックスも展示されます。
ギャラリートークは12月12日(土)14.00~
大学の学食は安くて美味いですから、たまには展示会を見て、食事して、(ギャラリートークを聞くのも)
よいと思いご案内しました。 東山十条八十五
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<別紙>
各位
2015年11月吉日
京都工芸繊維大学
美術工芸資料館長 並木誠士
展覧会開催のご案内
拝啓 時下ますます0青祥のこととお慶び申し上げます。
平素より、本学および当館の活動に対しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび当館では、下記のとおり展覧会を開催いたしますので、ぜひともご覧くださいますよう
ご案内いたします。
敬具
記
展覧会 京都近代捺染産業の軌跡 一ローラー彫刻の祖武田周次郎とその後一
概 要 本展は、ローラー彫刻の祖・武田周次郎に関わる新出資料を手掛かりに、近代京都の機械
捺染産業に焦点をあて、ローラー彫刻業の軌跡を辿ろうとするものです。鉄工所の旋盤工と
して出発した武田周次郎(1877-1931)は、明治31年(189粉に機械捺染機を西洋から初めて
導入した堀川新二郎の工場で彫刻技術の研鑽を積み、大正5年(1910日本初の彫刻専門工場
を開設しました。ここから始まったローラー彫刻業の発展によって、新柄の彫刻を輸入に頼
っていた日本の機械捺染産業は独立し、流行に柔軟に対応した生産が可能となったのです。
展覧会では、これまで進めてきた機械捺染についての研究成果をまじえ、武田周次郎の彫
亥口い、大正期の武田商会、ヨーロッパ視察旅行などの資料を紹介します。
武田彫刻所からは、ローラー彫刻技術者が数多く育ち、全国で活躍しました。徳岡彫刻所、
京美彫亥り株式会社など、現在にまでその系譜は続いています。絣柄の機械捺染の黄金時代で
あった大正期、第二次世界大戦後アフリカまで輸出を拡大した1960年代、こうした日本の
経済を支えるまでに成長する捺染産業もローラーによるデザイン彫刻なしには語れません。
こうした基礎を築いたのが武田周次郎だったのです。
本展で、京都の一大産業となった機械捺染の原点に迫る資料を紹介することで、またひと
つ機械捺染の歴史の記録を増やしたいと思います。
会期 2015年12月7日(月)~ 12月18日(金)
主催 京都工芸繊維大学美術工芸資料館
画 立命館大学アート・リサーチセンター 日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点
デジタル・アーカイブ手法を用いた近代染織資料の整理と活用プロジェクト 京都。大学ミュージアム連携
文部科学省 共同利用・共同研究拠点 立命館大学アート・リサーチセンター 日本文化資
源デジタル・アーカイブ研究拠点
日程、 祭日・日曜休館 10:00~ 17:00ひ、館は16:30まで)
京都工芸繊維大学美術工芸資料館(京都市左京区松ヶ崎)
市営地下鉄烏丸線「松ヶ崎」駅下車、 1番出口より徒歩約10分)
入場料 一般200円、大学生150円、高校生以下無料
元大同マルタ染工社長の中山久英さんが他界されました。
中山さんは去る10月9日94歳で永眠なされました。
中山さんは
大正11(1922)年 7月13日奈良県天理市(旧・丹波市町)生まれ(享年94歳)
昭和15(1940)年 奈良商業学校卒業
昭和17(1942)年 9月名古屋商業学校卒業
昭和17(1942)年 10月旧・東京商科大学(現・一橋大学)入学
昭和18(1943)年 学徒出陣(海軍第14期飛行予備学生)・マニラ勤務
昭和20(1945)年終戦・捕虜収容所へ
昭和21(1946)年復員・復学
昭和22(1947)年旧・東京商科大学(現・一橋大学)卒業
昭和23(1948)年東洋染色(株)入社・その後(S.24)東洋紡績(株)に吸収合併
昭和和53(1958)年同社常務取締役
昭和56(1981)年大同マルタ染工(株)顧問・翌年同社取締役社長・その後会長
平成4年(1990)年日本染色協会会長
中山さんは若い時からいろいろ御苦労なされ、最後の会社勤めも大同マルタの再建という全く予期もせぬ苦難と闘い、大変だったと思います。その様子は中山さんの著書「渇仰」・「返照」・「私の風景」に詳しく書かれております。
私たちは中山さんが大同マルタの中興の祖と心に刻んで欲しいと思います。それと同時に、折角中山さんが立て直した大同マルタを失ったことに心からお詫びをしなければならないと思います。
中山久英さんのご冥福を心よりお祈りいたします。 合掌
この稿 田中 頌でした。
繊維ニュース2013年7月3日号より転載
大同マルタコレクション
京都捺染業の貴重な遺産
大同マルタ染工のOBで結成する大同マルタ会が保有するプリントコレクションを披露する展示会「京都からアフリカへー大同マルタコレクションに見る1960年代の京都の捺染業」が8月10日まで京都工芸繊維大学美術工芸資料館(京都市左京区)で開催中だ。
2008年大同マルタ染工が閉鎖された際、同社が保有していた生地見本や技術資料は基本的に親会社の東洋紡と事業譲渡先である黒川工業(現・黒川ダイドウ)に移管された。ところが大同マルタ染工には、それ以外にも意匠課見本室にプリント製品見本などが大量に存在した。これらはほとんど廃棄処分されたが、その廃棄物の中から埃だらけの段ボール箱に入った見本箱数個が見つかり、大同マルタ会によって保管されていた。
大同マルタ会がこの資料群を日本繊維技術士センターの萩原理一氏の協力を得て調査したところ、大同マルタ染工の前身である大同染工最盛期の輸出用ローラープリントと意匠研究のために収集された世界各地の民族衣装・プリント341点が発見される。
この貴重な資料群が散逸するのはあまりにも惜しいことから大同マルタ会で保管し、写真集・明細書を作成、大学など研究機関と博物館・美術館に配布したところ反響は大きく、とくに京都工芸繊維大学からコレクションを広く社会に披露したいとの申し出あり、今回の展示会開催となった。
大同マルタ会の吉岡悠氏は「銅ロールに版を彫り、染料で繊維を“染める”プリントは、現在のインクジェットプリントなどとは根本的に異なる。捺染の本当の良さを見直す機会になればと」と話す。大同マルタ会の田中頌会長も「今では日本から消えてしまった技術も多い」と指摘。奇跡的に廃棄を免れた貴重なコレクションは、繊維業界の人にとっては必見の価値があるといえよう。
嫁いでいった娘のブログを見たら親父を喜ばせる記事が出ておりました。
コピーして掲載します。
京都からアフリカへ 展示会のお知らせ (原文は左をクリック)
展示会案内
「京都からアフリカへ 大同マルタコレクションにみる
1960年代京都の捺染産業」
へぇー。こんなんするんや~
おとうからは、何も聞いてへんけど
これって宣伝してってことやろな。
概要
1960年代に京都で、アフリカ向けの民族衣装が生産されていたそう。
本企画展では、民族衣装やプリント生地のコレクション展示・染色技法・捺染産業の足跡を紹介
開催期間 5月27日~8月10日 (10:00-17:00)
日曜・祝日は休館
入館料:一般200円 大学生150円 高校生以下無料
会場:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
詳しくはこのホームページで↓
http://www.museum.kit.ac.jp/main.html
興味ある人は、ぜひ足を運んでみてください。
私も行こうと思います♪
大同マルタ染工は5年前に閉社しましたが、以前父が働いていました。
大同マルタ会の吉岡 悠 先輩からメールが入りました。転載します。
「大同マルタコレクション」と京都工芸繊維大学での展示会について
吉岡 悠 (繊維加工:大同マルタ会)
経緯
平成20年3月大同マルタ染工が閉鎖した時、重要且つ必要なものは原則、
多くの技術資料と共に生地見本も東洋紡及び黒川工業へ移管された。
しかし、永年蓄積された意匠見本室の製品見本は膨大な量で、
工場サイドの目でみて殆ど廃棄処分にされた。
この廃棄物の山の中から、古いほこりだらけの段ボールに詰まった見本
数箱が奇跡的にみつかった。
最近、JTCC会員の萩原理一氏(繊維加工)の協力を得て、
改めて一品々々調べて見ると、
大同染工最盛期のローラー輸出プリントと
その当時集めた世界中の珍しいプリント見本が341点も出てきた。
調べれば調べる程、この残されたブリント見本が散逸するには余りにも
惜しくなり、なんとか大学研究機関等に保管され、役立て、かっての
「大同染工」の名を残したいと考えた。
一年がかりで分類整理し、「大同マルタコレクション」の写真集・
明細書を作り、博物館・美術館・大学・関係研究機関へ発送した。
コレクションの内容
【生地サンプル】 【縫製品】
1.アフリカンプリント 106点 11点
2.インド周辺のサリー 47点 10点
3.インドネシアのジヤバ 37点 14点
4.中南米の民族衣装 70点 20点
5.ポリネシアの「タパ」 26点 0点
合計341点 286点 55点
発送先と反響
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
国立民族学博物館民族文化研究部
神戸ファッション美術館
京都女子大学家政学部
神戸女子大学家政学部
各美術館、博物館、資料館、大学などからすぐ反響があり、
特に京都工芸繊維大学から大学として広く大同OB等の皆様にも見てもらえる
「展示会」をしたらという、一願ってもないお話を頂いた。
表題も「京都からアフリカへ-大同マルタコレクションに見る1970年代
京都の捺染産業-」とし、中心となるアフリカンプリントに併せ、
最盛期の大同染工の紹介と、その頃型をおこすため世界中から集めた
生地見本を「世界の民族衣装」として展示する。
最終日にギャラリートークも設定され、先生のトークの前座に、
大同マルタ会から4~5人出て座談会形式で当時の大同を語ってほしいと
要望されている。
大同マルタコレクションの展示会
「京都からアフリカへ―大同マルタコレクションに見る1960年代の
京都の捺染産業」
場所:京都工芸繊維大学工芸美術資料館2階展示室
会期:5月27目(月)~8月10目(土)
概要:「大同マルタ会」の「世界の民族衣装コレクション」を
展示することで、京都の捺染産業の変遷のなかにアフリカ染織を位置づけ、
あわせて世界から収集されたプリント資料に1960年代京都の捺染産業の
足跡を確認する。
関連企画1;大同マルタ会会員によるトークショー
平成25年8月10日(土)11:00~
京都工芸繊維大学美術工芸資料館1階ホール
関連企画2;ギャラリートーク
平成25年8月10日(土)14:00~
京都工芸繊維大学美術工芸資料館1階
以上
「大同マルタコレクション」の一部「絹のサリープリント見本」6点が群馬県
高崎市の「日本絹の里特別展」から要望され、6月3日まで貸出しました
ところ案内状が吉岡悠当会会員に送られてきました。
「協力 大同マルタ」の名前も印刷されています。
5月には大同マルタ会の吉岡さんと同会の応援者萩原さんの二人がはる
ばる群馬県高崎市までお出かけになる予定です。
展示会の盛会を祈ります。
開催予定の展覧会|Exhibition Schedule
2013.5.27 - 2013.8.10
京都からアフリカへー大同マルタコレクションにみる1960年代京都の捺染産業
大同マルタ会が所蔵する「世界の民族衣装資料コレクション」は、 戦前からわが国の機械捺染業界を代表する大手企業であった「大同染工株式会社」(1942年7月設立、1975年5月「大同マルタ染工株式会社」に社名変更)が、 戦後、海外輸出用(主にアフリカへの輸出向け)に生産したプリント生地の意匠開発のために収集した民族衣装や生地資料の一部です。 2008年3月末で同社が染色加工事業を休止するにあたり、大同マルタ元社員で組織する「大同マルタ会」が、資料の一部を譲り受け保存しています。
1960年代の京都では、機械捺染の技術によりアフリカ向けの衣料が大量に生産されていましたが、そのことは現在ほとんど知られていません。 アフリカの民族衣装がじつは遠く離れた日本で生産されていたということ、京都という伝統産業の地でアフリカ向けの衣料が生産されていたということ。 このような伝統と現代、アフリカと京都という二つの意外な組み合わせがこのコレクションからみてとれます。
本企画展では、この大同マルタ会のコレクションを展示することで、京都の捺染産業の変遷のなかにアフリカの染織を位置づけ、 1960年代京都の捺染産業の足跡を確認したいと思います。あわせて、大同マルタコレクションのなかから、プリント見本として収集されたアフリカ、インド、インドネシア、中南米、フィジーなどの衣装や裂を地域別に展示し、各地域の染色技法を紹介します。
○開催期間
2013年5月27日(月)から2013年8月10日(土)まで
◎関連企画1
大同マルタ会会員によるトークショー
2013年8月10日(土) 11:00-
@京都工芸繊維大学美術工芸資料館1階ホール
◎関連企画2
ギャラリートーク
2013年8月10日(土) 14:00-
@京都工芸繊維大学美術工芸資料館1階
○企画
京都工芸繊維大学文化遺産教育研究センター
○共催
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
○協力
大同マルタ会
このブログの兄貴分である大同マルタOB会のブログは沢山の優秀な作品が出ています。
さすが兄貴分です。自由には投稿できませんが、コメントは自由に投稿できます。
投稿したい方はこちらの大同マルタ会のブログに投稿してください。
このブログを見るのには検索ページ(グーグル・ヤフーなど)から「大同マルタ会」と入れます。
投稿にはID・PWが必要で、4月14日の総会でお知らせします。
もっともっと充実したブログにブラシアップしますので宜しくお願いいたします。
ブログ管理者