圓流院 秋の特別拝観 写真展「大山 頂での一期一会 ～写真家・柄木孝志が追いかけた風景～

圓流院で秋の特別拝観
写真展「大山 頂での一期一会 ～写真家・柄木孝志が追いかけた風景～　が始まりました。



オープニングイベントで写真展について語る柄木氏

柄木氏は
「中国地方各地で豪雨・台風被害とネガティブな話を耳にしていた中、
　環境省から写真展の話があり、『少しでも明るい話題になれば』と出展を決めた。」
など写真展への思いを述べていました。


大館住職による 写真展盛会祈願

本日は大山が姿を見せていたので、山頂に向かって祈願を行いました。


写真展は本日より１１月５日（月）まで行われています。

紅葉が進んできています

博労座から見た大山


大山の紅葉が進んできたので
だいせんホワイトリゾート中の原エリアから宝珠山へ登ってきました。


ブナの黄葉


宝珠山のブナ林…日が当たるとブナ林が一気に明るくなります


宝珠山のブナ林…左側の黄色が鮮やかなのはクロモジ


ブナの黄葉…中心の木だけ緑が残っています


紅葉の見頃は標高1100ｍまで下がってきています。

大山寺周辺でも今週末～11月初めが見頃を迎えそうです。

秋の気配を感じる大山

10月中旬が過ぎ、大山では少しずつ紅葉が始まっています。
今日は秋晴れの気持ち良い天気となり、大山参道では多くのお客さんが散策を楽しんでいらっしゃいました。

▽今日の大山参道。にぎわっています！




▽大山ナショナルパークセンター２Ｆのウッドデッキから弓ヶ浜が見渡せました

　
　
　
　
大山は雲に覆われていました。大山ナショナルパークセンター周辺の気温は日中でも10度前後と寒いです。山頂はさらに寒いので、登山の際には防寒着や雨具をお忘れなく！

▽今日の大山寺橋からの景色。大山は雲に隠れていました


▽大山寺橋でハヤブサ発見！外国から渡ってきた冬鳥の群れを狙っているのかも？

　
　
　
　
そんな秋の大山では、興味深い花が咲いていたり、面白い実が落ちています。また、紅葉した葉っぱも、黄色や赤色など、いろいろな形・色をしています。足を止めて、目を凝らしてみてはいかがでしょうか？

▽ナツヅタ。大山参道の建物に巻き付いている姿が見られます


▽イワガラミ。木や建物に高く巻き付きます



▽ノブドウ。カラフルな実をたくさんつけます




▽マツムシソウ。桝水高原で咲き誇っています。


▽キクバヤマボクチ
明るい森林や草原に生えており、大山でも行者谷コースや元谷など登山道沿いなどでしばしば見かけます。変わった形をしており、目につきやすいです。




▽アキノキリンソウ。黄色い花が目を引きます

　
　
　
　
大山ではこの他にも様々な花や実を見ることができます。
『大山の森だより　秋号』でも何種類かご紹介しています。ぜひ見てみてくださいね。

大山の紅葉のピークは来週あたりでしょうか？！
美しく色付いた大山を訪れてみてはいかがでしょうか。

大山隠岐国立公園で植物をとらないで！「大山自然公園指導員の会」の活動

今日の大山は晴れのち曇りで、台風が抜けた後の好天となり、
大山登山に向かうお客さんで賑わいました！


そんな中、大山参道や夏山登山道登山口の周辺にて、
「大山自然公園指導員の会」のチラシ配布が行われました。

今日配布したのはこちらのチラシです。新バージョンです！
「大山隠岐国立公園で植物をとらないで！」というメッセージが目を引きます。



国立公園の指定植物として全国で指定されている全308種です。
盗採されやすく、規制を行わないと絶滅するかもしれない植物等が対象とされています。
また、特別保護地区ではすべての植物（落ち葉も！）の採取が禁止されています。
許可なく採ってしまうと、違法となり、懲役または罰金が科せられます。

大山隠岐国立公園で見られるのは160種です。
例えば、今の季節に桝水高原で美しく咲き誇るマツムシソウや、
山頂やユートピア付近で初夏にお花畑となるナンゴククガイソウ、シモツケソウも対象です。

▽本日の活動の様子







国立公園に自然散策にお越しの際は、美しい植物は目で見たり、
写真や絵におさめて、思い出を持ちかえっていただければと思います。