さて、今日から大聖寺実高がある大聖寺の皆さんが毎年とっても楽しみにしている
お祭りが始まりましたので、ご紹介します。
それは敷地町にある菅生石部神社の「天神講」で、3日間にわたり神事が行われます。
・「茅の輪神事」(24日10時)・・・真菰(まこも)でつくられた大きな輪(茅の輪)を
左→右→左とくぐり、罪、穢れを祓いおとします。
・「疫神塚神事」(25日10時)・・・真菰(まこも)でつくった籠のような塚に罪、穢れ、
災難や厄などを封じ込めます。
・「湯の花神事」(26日10時)・・・釜に湯を沸かしその湯をもって清めることで本来の
姿へともどします。この3日間に、人の形をした紙に自らの罪、穢れ、災難や厄などを
込めて納めていただきお祓いします。
3日間にわたってこのような特殊な神事を行う例は全国的に見ても大変珍しいそうです。
この「天神講」は、創祀以来1400年余りも続く、とっても歴史あるもので、江戸時代には
大聖寺藩の藩祭として、藩主をはじめ藩内全住民がお参りしたといわれます。
そして見学に訪れられる皆さんの、最大のお目当ては「蝶の舞」と呼ばれる
かわいい男の子たちの稚児舞です。「蝶の舞」には「扇の舞」・「鈴の舞」・「蝶の舞」の3つが
あって、 加賀地方では、ここ菅生石部神社だけで見られる貴重な舞です。
みなさんも一度ご覧になってください!!