大聖寺実業高校 学校日記

石川県立大聖寺実業高等学校の学校行事や学習活動等についてお伝えしています。

オオイヌノフグリと遊女の墓

2015年03月16日 | その他

この花は「オオイヌノフグリ」。の季節、道ばたや空き地の

どこにでも見かける小さな雑草です。花はとっても小さいのに、

深い青色が美しく、花がくっきり浮かび上がるので、とても

人目を惹く花です。

名前の由来は、その果実が犬の体の一部に似ていること。

ちなみに「オオイヌノフグリ」は漢字で書くと、「大犬の陰嚢」

なんですよ。可愛い花には、ちょっと不釣り合いな名前ですね。

さて、この「オオイヌノフグリ」が咲いていたのは、江戸時代、

大聖寺藩領内であった小松市串茶屋町の「遊女の墓」の横です。

串茶屋が最も栄えたのは19世紀前半で、20軒ほどの茶屋があり、

北國街道一の不夜城として賑わっていました。また遊女たち

教養と気品は京都の島原さながらだったといいます。

串茶屋町には、34基の遊女の墓があって、個別に手厚く葬られて

いる例は、全国的にも珍しいそうです。

すっかりになりました。の自然に触れながら、どんどん散策して、

地元のいいところをたくさん見つけたいものですね!!