大聖寺実業高校 学校日記

石川県立大聖寺実業高等学校の学校行事や学習活動等についてお伝えしています。

「友がみな」(K先生の退任式)

2016年03月26日 | 学校行事

春はお別れの季節。世の常とはいえ、実高生にとって悲しい知らせが

ありました。大聖寺実業高校で国語科担当として通算21年間勤務されて

きたK先生が定年退職されることになったのです。

3月24日(木曜日)の終業式の後、K先生の退任式が行われました。

K先生は、実高生とのお別れにあたって、趣味とされている詩吟をご披露

下さいました。詩の題名は、「友がみな」。石川啄木の作だそうです。

啄木が自己憐憫に陥ったとき、一輪の花を食卓に飾って、妻とともに眺め、

心を和ませている場面が謡われています。

K先生からは、張りのある声で詩を披露された後、「皆さん、何かストレスを

抱えたときには、仲間と歌でも歌って、悩みを解消して下さい。そして自分の

命と他人の命を大切にして生きて下さい。」とK先生のお人柄がにじみ出る

別れのご挨拶を頂きました。

K先生、21年間ありがとうございました。退職された後の第二の人生でも、

ご活躍されることをお祈りしております。