2019年の記録
蝋燭の灯を見ていると、晩夏と和を感じる。
前回の日記の後、上海日帰り圏内の仕事が続いた。朝6時に起床、6時半朝食、7時ホテル発、夜は会食の後、21時前後にホテルに戻る。真面目なサラリーマン生活と言うか、“あそび”のない生活である。ホテル前の教会に行くことが、唯一の心の平安か?(笑)
日本の旧盆あとの週末、「(会社の)暑気払いやるけど、戻ってくる?」といった連絡があったので、「はい、戻ります。」と返事すると、「ほんと?」といった本心を見透かすような反応。上海をウロウロできる楽しい週末を棒に振りたくないと思っていたのは、事実である。腹を括って(ちょっと大袈裟) 「私もサラリーマンなので・・・・」という訳で、金曜日の夕方、羽田空港に降り立ち、キャリーバックをガラガラ引きずって会場へ。15分ほど遅刻なので、席は埋まっている。空いているのは、上座のド真ん中だけ。末席には、空きがない。「そこって、常務の席じゃないの?」「常務、夏風邪で、欠席です。」 「エ~・・・・・」
下野市は、下都賀郡国分寺町を含む3町が合併、関東平野のほぼ中央に位置する。
前置きが、やたらと長いのだけど、“一瞬の夏”ならぬ“一瞬の日本の休日”に日本的な「しもつけ燈桜会」に行ってきた。
歴史と自然に満ちた桜の名所「天平の丘公園」にろうそくの灯りが燈る幻想的な夏の3日間 灯り燈る公園の中を散策するもよし、あなたの願いを灯りに込めて燈すもよし あなたの新たな夏の思い出に、栃木県下野市の新たな夏の風物詩 「しもつけ燈桜会 (とうおうえ)」
(下野市、下野観光協会 観光ポスターより)
https://www.city.shimotsuke.lg.jp/manage/contents/upload/5d3f90d07e32c.pdf
ほんとうは、「夏桜と蝋燭の灯」が撮影のお題なのだろうが、そんなことは、考えずに足元の蝋燭の灯の写真ばかり。2020年は、コロナ禍によって中止、「夏桜と蝋燭の灯」の撮影ができる日は来るのだろうか?
旅は続く