ずいぶん長い前置きになってしまいましたが。
そんな、個人的な思い出と意外な背景が分かって、その後を追いかけてみたところ、当時「カコパ」の階下にあった、同じ会社のレストランにいた人が、今も現役でイタリアンのお店をやっていることが判明しました。
ちなみにその当時イタリアンを、「地中海料理」とか「トラットリア」などと初めて表現したのがこの会社です。
で、現在その流れをくむお店がどこにあるかというと、「武蔵境」というところでした。
先日フラッと府中に行ったついでに寄って来てみました。
こじんまりとした、おしゃれなお店です。
店主さんに、少しだけ、自分がここに来た理由を告げると、その「伝説のお店」について、懐かしそうに語ってくれました。
私がその時食べたのは焼肉でしたから、ここの人ともお料理とも、直接のつながりはないのですけれど。
でも、あの当時、自分にとっても一番色々あったころの思い出に少しでもかかわりのある、細い糸をたぐってたどり着いたこのお店に、勝手に親近感がわいてしまって、懐かしいというのもおかしいけど、一人感慨に浸って食べました。
武蔵境なんて、もしかしたらもう一生来ない場所かもしれませんが、でも、機会があったらまた、訪れたいと思います。
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