海外協力隊への応援歌

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2010年1月帰国、イエメン、青少年活動隊員より

派遣社員さん

2007-01-17 | business
 輸出チーム3人のうちの1人が赤ちゃんを産むことになり、次の派遣さんの面談をした。またこれがとてもいい人に当たった。まだ一緒に仕事をしたわけではないのでわからないが、世の中に、はずれの派遣さんなんていないんじゃないかと思うくらい当たりくじばかりひいている。人事部を通して派遣会社に依頼をするので、その人事部の要望の伝え方がよいのだろう。本当に感謝。

 派遣さんだから育てる必要はない、自分のスキルを使い、時間で働いて稼いでいるのだから、という理屈はわかる。だから、そのように働きたい人にはそのように仕事をしてもらうこともできる。ただ、たとえば未知の仕事をやってみてもいいという気があるならぜひやっていただきたいし、ほんの少しレベルの上の仕事を任せていくなど、プレッシャーにならない程度に、知らず知らずに世界を広げていってもらえたらいいなと思う。仕事はいくらでもある。

 うちの会社では派遣さんに払うお給料は政策的に上限が決まっているから、育てたり任せすぎてスキルアップしてしまったら、もっとお給料のよいところへ移ってしまいました、というリスクはある。わかっていてやるのは会社に対する背任だと言われるかもしれない。だがまあそこは最寄品を扱う会社の性格上、一人うちの会社のファンをふやせたと思ったらいいことにする。そのくらいの度量や余力のある会社じゃなければ消費者の方々に喜んでいただける最寄品の開発なんてできない。うちの会社に派遣で来てみたら、どんどん未来が拓けた、なんて夢があっていい。

 ほんとはちょっと甘いと思う。認める。足元すくわれるぞという警告もどこかからきこえる気もする。まあやれるだけやってみよう。

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