海外協力隊への応援歌

青年海外協力隊はじめJICAボランティアを心から応援しています。
2010年1月帰国、イエメン、青少年活動隊員より

一年

2011-01-14 | Weblog
去年の1月9日、イエメンを発った。1月10日、日本へ帰着した。14日、会社に復職、出社し、グループ調達部配属となった。辞令はなかった。社内イントラの掲示板に出たと思うが見落とした。

1年たったかあ。もう、協力隊の期間の半分と同じ期間が過ぎたんだなあ。

アマルさん、元気かな、メルサールさんは。門番のタウフィ~ク、毎朝ハグしてキスしたおそうじのムニーラさ~ん!
ハーディー先生、苑先生、お元気ですか。
幹部はどう?アズバン氏、ちゃんと給料払ってくれてますか。

イエメンで、苑先生とよく行ったトルコ料理屋は爆破されて見る影もなくなったときいた。イエメンに一軒しかなかったケンタッキーでも爆弾テロがあったという。アメリカ大使館の近くの公道で、外交ナンバー車両狙いの自爆テロがあり、車のボンネットにばらばらになったテロリストの首だけのっかった写真が新聞に載ったとかのらないとか。

よくもまあ、一般市民の生活圏で次から次へとテロを起こしてくれるもんだ。協力隊も引き上げになった。これじゃ当分復活できない。

それでも、イエメンの一般市民たちは、心のどこかでアルカイダを支持している部分があるときいたことがある。一般論とはいえないかもしれないし、全員がそうじゃないかもしれないが、でも、そういった無意識に共通の価値観だか文化だか気持ちだか空気だかが根底にあるんだろう。真剣に忌み嫌われていたら、こんなに日常社会に登場できない。

どうか、みなさん巻き込まれませんように。命を、大切にしてください。