海外協力隊への応援歌

青年海外協力隊はじめJICAボランティアを心から応援しています。
2010年1月帰国、イエメン、青少年活動隊員より

部下に伝えたいこと

2006-03-23 | business
 「あなたが部下にいちばん伝えたいことは何ですか」というコーチングの質問を読んだ。その人がなんと答えていたか忘れてしまったが、私なら「仕事の面白さ」だな。仕事がおもしろくて休みが惜しいというほどの醍醐味を味あわせてあげたい。会社生活もそろそろ17年目、面白い仕事をさせてくれた過去の上司たちの恩を次の世代に返せたらいいな。

キャリアウーマン

2006-03-19 | business
 金曜、いつもの後輩のうちの一人ととなりの部署の後輩と焼肉へ行った。他愛もない会話の中で「すてきなOL」と言ったら、となりの部署の後輩が「私たちはOLじゃありません。キャリアウーマンです」

 誇りを持って仕事をするのは大切だけれど、私はどうもこのキャリアウーマンという言葉にためらいがある。私はキャリアウーマンを目指して仕事をしてきたわけではなく、これからもそれを目指すつもりはない。というより、どうして働く女性にキャリアウーマンとそうでない人の区別をつけなくてはならないのかがどうしても理解できない。社会に出るまで学校の中では完璧に平等だった男女、一人ひとりがどうして会社に入ったとたんに区別をされなくてはならないのだろう。

 「腰かけ」というつもりで会社に入る女性がいることは知っている。が、その女性は「OL」で、そうでない女性は「キャリアウーマン」と区別することに何か意味があるのだろうか。「腰かけ」予定だったOLに仕事の楽しさを教えることができるのが会社だろう。「腰かけのつもり、だんなさん探しのつもりで会社に入ったけどなんだか仕事おもしろくてとまらないわ」、そんな思いもかけない人生の展開を与えることが会社にはできるのだ。

 もともと男性と同じ立場で会社に入ること以外の選択肢は自分の中にはなかった。が、一般職だの事務職だの、地域限定社員だの、どんな呼び名かは知らないが、そういう心積もりで勤めはじめた女性たちと総合職と言われて勤め始めた自分に違いはないと思っている。というより、違いのない会社にしたい。全員キャリアウーマンになれというのではなく、仕事に対するスタンスの違いを広く許容して、キャリアウーマンとOLというような画一的なわけかたをしなくてよい会社に、それぞれの持ち場で能力を十分に発揮して思い切り仕事のできる会社に。せっかく会社に入ったのだ、仕事は時として苦しいがそれを乗り越えるエキサイティングな感覚、自己を実現できる喜びを人生で一度くらいは味わってもいいだろう。

出張

2006-03-01 | business
 出張に行くことになった。昨年11月に出張してからずっと気になっていた市場だ。久々に営業に出ることになってから、未だに営業スタンスが確立できていない。どこまで体力を使うか、時間を使うか、どんな成果を出したいか、矛盾の調整に心を決めかねている。無理をすると続かない。それは自分だけでなく、次の担当者にも負担となるしその前に会社が迷惑だ。適正に働いて適正な成果を上げろ、というのが会社の命題で、無理をしろとは言っていない。

 予算はそんなに非現実的な数字ではない。昔、はなから無理な予算を与えられていた頃を思えば、きちんと考えて組み立てて予算をきっちり上げていくという楽しみのある状況だ。次に伸ばしていく基盤づくりの計画も今年組んでみたので、これはみんながハッピーになる計画だし、たぶんうまくいくだろう。

 海外営業ではそうそう市場にも行けないから事前準備が成果にそのままつながるのだが、今回は少し一人で歩いて市場の可能性を見ようと思う。日本人は労働していないと仕事中に遊んでいるようでうしろめたい。今回の市場は本当は一回思い切りあそんだほうがいい市場だ。部下が担当したら1週間くらいあそんでくるように指示するんだけどな。消費の現場を見るにはあそばなくてはならないといううれしいような困ったような商品なのでまじめな日本人にはちょっとつらい。

 とりあえず、行ってきます。