大黒様のお歳夜（おとしや）☆

おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋　齋藤真です。

昨日、１２月９日の夜は、「大黒様のお歳夜（おとしや）」でした。

１２月９日は、七福神の１人である大黒様が歳を越す日とされ、山形県庄内地方では、商売繁盛・無病息災・子孫繁栄を願い「大黒様のお歳夜（おとしや）」を行います。

我が家の「大黒様のお歳夜（おとしや）」は、特別に行事を行う訳でもなく、大黒様にお供えする黒豆ごはん・豆腐の田楽・黒豆のなます・子持ちはたはたの田楽・納豆汁を行事食として夕飯で食べます。


漬物の梨屋の「大黒様のお歳夜（おとしや）」


また、大黒様へのお供えには、行事食と一緒に、二股に割れた「まっか大根」を供えます。

漬物の梨屋は、創業安政２年、江戸の末期の創業で、創業から１５６年が経つ旧家です。

こういった昔からの行事は、しっかりと受け継がれています。

今、「大黒様のお歳夜（おとしや）」を行っている家庭は、山形県庄内地方にもどれだけあるのでしょうか？

古い日本の行事や祭事が、人口の減少や高齢化で徐々に失われつつある中、伝統の行事を後世に受け継いでいくことの大切さをあらためて感じている漬物の梨屋 齋藤真でした。



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