居間塵(imagine)

居間塵、と書いて、イマジン。その日その時、流れゆく時の川から、思いつくままに掬いあげる。絵図とポエムの棚

花瓶の仕業

2011-04-11 00:30:05 | ポエム

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言葉を

花瓶にいけて 

ラブ・ミー流

ライティングは

あなたしだいで

ほのかでも

かんかんでりでも

それはどうぞすきにしてください

 

そんなメロディーっぽい

きもちばかりを

バッグにいつもひそませて

ときどきひもとくきみ

 

めのなかのふうけいから

いちばんとおい

まつ毛のかげがよぎるあたりの

ヒコーキ雲が

きえていくと

いそいでかえってしまう

 

どうにかならないのだろうか

その花瓶の花

みつめられると弱そうだけれど

いつまでも

しおれそうもない

ほんに

美しい造花であったのか