エクスポゼ Exposé Seasons Change「シーズン・チェンジ」
1987年11月発売、アダルトコンテンテンポラリー部門1位を経て、1988年2月ビルボード1位。季節や時の経過により薄れゆく人間関係を描いたバラードナンバー。情感のこもった哀愁の夏を描く美しいメロディーが印象的。日本人好みの曲ではないだろうか。
ベストヒットUSAを習慣的に見ていたので、この曲はリアルタイムで知っている。ヒットして1年ぐらい後に深夜のFM音楽番組を録音してのちに聴いたとき、偶然、この曲のまつわる思い出を語る米人少女の話とともに紹介されていて、さらに印象に残った。
エクスポゼは3人組のダンスポップグループで、初アルバムからの5曲目のシングル。4曲目までの曲もyoutubeで見てみたが、とても後世に残る曲ではない。結果的にはこの1曲ぐらいしか知らない。それで充分だ。
エクスポゼは1884年、マイアミ出身のプロデューサー、ルイス・A・マルチィネーが作った女性ボーカルトリオ、で、1985年、「ポイント・オブ・ノー・リターン」でデビューし、ダンス・チャートでナンバー1に輝く。しかし、アリスタ・レコードは、「スターになるだけの力はない」という理由で、3人を解雇。
新生エクスポゼのメンバーに選ばれたのは、ジーネット・ジュラドゥ、マイアミのナイトクラブで歌っていたジョイア・ブルーノ、音楽を学んだマイアミ大学の卒業生アン・カーレスの3人で、この曲は、1987年にリリースした1STアルバム『エクスポージャー』からのシングル・カットしたジーネットが歌うバラード。
Exposéはマイアミにスペイン語話者が多いことからスペイン語とされるが、フランス語由来の英米語ではないかと思う。