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16世紀、アイルランドは隣国イングランドの属州に取り入れられ、各部族の争いが続いていた
グレイス・オマリー(保坂知寿)は、族長ドゥブダラ(今井清隆)の愛娘であり、自分も父のように船に乗って大海原に出ることを幼い頃から夢見ていた。そんなある日、一族の新しい軍船『海賊の女王』号の処女航海で、イングランドの戦艦との戦いとなる。船に紛れ込んでいたグレイスは、恋人ティアナン(山口祐一郎)と共に勇敢に戦う。その勇猛さとリーダーシップは海賊たちの尊敬と崇拝を集めこととなる。
一方イングランドは、女王エリザベス一世(涼風真世)の治世。居並ぶ臣下たちは、女王に忠誠を誓い、崇めた。アイルランドの完全征服の使命を受けて、ビンガム卿(石川禅)はアイルランドの地に赴く。
時を同じくして、イングランドの圧政に対して、オマリー一族と仇敵のオフハラティ一族は、娘と息子(グレイスとドーナル)の婚儀で和を図ろうとした。しかしそれは、グレイスにとって、ティアナンとの恋を諦めることを意味した。夫となったドーナル(宮川浩)は、二つの部族を治める野望を抱いていたが、戦いで傷を負い、瀕死のドゥブダラが一族の王に指名したのは、グレイスであった。
時が過ぎ、グレイスは船上で男の子を出産する。グレイスは歌う、「お前は希望、お前は祈り」と。その時、イングランドの軍艦が迫る。降伏しようとするドーナルに対し、グレイスは剣を取って立ち上がる。味方は大いに士気が上がり、ついに撃退する。方やドーナルはビンガム卿に接近し、イングランド兵を使いグレイスを捕獲し、子供を連れ去ろうとする。子供はティアナンが救出したが、グレイスは囚われの身となる。
ティアナンは、ビンガム卿を通して、エリザベス女王に自分の命と引き換えに、グレイスの釈放を請願する。「愛する息子の元に、母親を返してほしい」と。獄につながれても、未だに我を女王と崇めないグレイスの心の支えは、一人の男と息子だったのか?「私に無くて、彼女にあるのは何?」とエリザベスは自問する。ティアナンの請願は認められ、グレイスは解放される。
息子との再会の喜びも束の間、荒れ果てた故郷を目の当たりにするグレイスは、船に乗りこみテムズ川を上る。女王エリザベスのいるロンドンへ。愛する男と故郷を救うために―。
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保坂知寿
(グレイス・オマリー)
山口祐一郎
(グレイスの恋人・ティアナン)
涼風真世
(女王エリザベス一世)
今井清隆
(グレイスの父・族長ドゥブダラ)
石川 禅
(エリザベスの側近・ビンガム卿)
宮川 浩
(グレイスの夫・ドーナル)
2010年、記念すべき初観劇作品は・・・帝劇ミュージカル
「パイレート・クイーン」
キャスト表だけでヨダレが出そうな・・・ご飯のお代わりができそうな(笑)豪華メンバーです
保坂知寿さん
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劇団四季退団後、初めて舞台で拝見しました
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大好きな女優さんです。四季作品の中でもお気に入りの「クレイジーフォーユー」のポリーのような
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勇ましさと女らしさを合わせ持つグレイス・オマリー
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保坂さんにぴったり
山口祐一郎さん
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帝劇ミュージカルと言えばこの方
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あの朗々とした大きく深い歌声は・・・むしろ若い海賊役には重厚すぎて違和感があったのが残念・・・。
涼風真世さん
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同じく大好きな女優さん
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とーっても優雅でキュートでチャーミングな女王様でした
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涼風さんと保坂さんを同じ舞台で観られるなんて・・・・ああぁ、なんて贅沢
今井さんも石川さんも宮川さんも・・・それぞれ個性派揃いの贅沢キャスティング、最高でした
歌はもちろん、生オケの音楽もよかったし、迫力のあるアイリッシュダンスも素晴らしかったです
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アイリッシュダンサーの中で、とても楽しそうにキレのあるダンスを披露されていた「タカ・ハヤシ」さん、気になって検索してみたら・・・
こんな経歴の方。⇒http://irishdance.jp/blog/archives/2005/02/taka_1.html
夢を実現させるパワー
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素敵です。私も