今日は会社でお茶当番でした。
４月に取引先の営業マン達が人事異動などで変わったので、会社には手土産という名の全国の銘菓が揃っております。
毎日おやつの時間に各地の銘菓を楽しんでいたのですが、今日は・・紅いもタルトをみんなに配る事にしました。
Ｊ社の担当さんが沖縄から赴任したお土産。
スタッフ全員に配り、最後にお茶を入れて社長に出したら、
「なんだ、この色のはっ！！」
お菓子を出した途端、社長の顔面が蒼白になり、
「ダメだ、ダメだ、こんな色の食べ物を食べたら死ぬぞ！！」
と騒ぎだしました
。一応、「この(紅いもタルトの）紫色は天然の物で、人口着色料ではないですよ！」
と説明したのですが、社長は聞く耳を持たず、
「それなら君が食べてみろ！」
とさし返してきました。食べてみろって・・・そりゃ喜んで頂きますよ。
*みなさんご存知だと思いますが、紅いもタルトとはこんなお菓子
社長の紅いもタルトは私が頂く事にして、改めてお煎餅をあげる事にしたのですが、社長はどうしても紫色のタルトが気に入らなかったらしく、社長室から出て来てタルトを食べている子に
「ダメだ！ダメだ！」
と繰り返し言っていました。
会社に社長の息子さん（私の上司）がいたので、
「どうして社長はあんなにこのタルトが気に入らないのか？」
と聞いてみた所、
「戦中派（社長は昭和１５年生まれ）の考える事はわからん！きっとあの年代は紫色に弱いんだろうね。」
という返事が・・・。
というわけで、昭和１５年前後に生まれた内地育ちの人は紫色の食べ物に弱いそうです。
それとも、その時代紫色に関係するような大きな事件でもあったのかな？・・・不思議。
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確かに紅いもタルトの紫は激しい色ですが、一度食べたら美味しくて警戒心なんてなくなっちゃいますよね。
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