職場で私の席の隣は３０歳の独身男性が座っております。
この男性Ａ君は、優しくてとても良い人なのですが、彼女がいません。
何故か？
それは、彼が極度のアニメオタク（コミケで出店するレベル）で、２次元の女性にしか興味がないから・・・
新しい職場で、解らない事だらけだったドドメに、親切に色々教えてくれたＡ君。
私がこの会社で働いている間にどうにかＡ君に彼女を作ろう！と、ドドメの中のお節介な虫が騒ぎはじめ、退職するまでにＡ君に彼女を作ることを目標にしておりました。
そんな折も折、コールセンターの方々とお仕事を一緒にすることになり、昨日一足先にコールセンターを訪問したＡ君。
そして、そんな彼の後ろ姿を頑張れ！
と熱い声援で見送ったドドメ。だって、コールセンターといえば女の園。
少なくとも４０～５０人は女性がいるハズ。
それならＡ君の好みに合うような人が１人か２人は居るでしょ。
しかしながら、コールから帰ってきたＡ君は
「コールセンターの女性をチェックする時間などなかった」
と、ドドメに言ったので、
「何のためにコールセンターに行ったんだ。仕事と彼女どっちが大事なんだっ！
」と、Ａ君を叱ってしまいました。
普通の若い男だったら、若い女の群れを見て「アレ！」と「アレ！」と・・・とめぼしい女性をチェックするものなのに、草食系とはいえ「何も見なかった。見る時間が無かった」ってあり得ないでしょ。
そんな風にドドメは思っていました。
がっ！
本日、そのコールセンターに行ったドドメは、目の前の光景に口をあんぐりと開けたまま硬直。
そして、そのあと隣の席のＡ君に深々と頭を下げ陳謝致しました。
なぜなら、私が想像していたコールセンターとは違っていたの。
女性は５０人以上いたんですよ。
すっごく、すっごく沢山。
でもね、あのね、・・・すっごく言いにくいんだけど、そのコールセンターの平均年齢は５０歳中盤（ドドメ目視試算による）って感じで、私と同年代から上の年齢層の方々がデーンと構えている、すごく落ち着いた重圧感のある
センターだったんです。これは・・無いわ。
Ａ君の彼女・・・見つからないわ。
以前ドドメが勤めていたコールセンターは平均年齢が２０代後半で、若い女性メンバーが揃ってキャピキャピした雰囲気だったので、コールってこんな感じ。というイメージが心の中にあったのですが、大きく勘違いしていたようです。
まじ、Ａ君ごめんなさい。
また、新しい出会いを探すからね。
っていうか、この落ち着いた重厚感のあるお姉さま方とこれから一緒に仕事をするのかと思うと・・・ドドメはちょっと心配。
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