今日の猫ちゃんも職場の近所の猫さん。
スマホのレンズを向けたら、自転車の下で硬直してしまいました。
怖かった?ごめんね。
で、ここからが今日のお話
ドドメの仕事は、担当部門の執務室に座っていて、担当の人が書類を持ってくるのでその書類をチェックしたり、問い合わせに答えたり、大きな会議の準備をしたりといったものです。
でね、今日は20代前半の若くて可愛い(?)男性が1枚の書類を手に部屋にやってきました。彼はドドメを見ると
「すみません、この書類をFAXして欲しいのですが。」
と、書類を目の前に出してきました。FAXは執務室の入口にあるのだから勝手に送信すればよいのに・・と思ったのですが、どうも顔が緊張している。はて?
「FAXはそこですよ。」
と、FAXを指さすと、
「え、これがFAX。ぼ、僕はFAXを今まで使った事が無くて・・・」
と仰いました。
彼の話をかいつまんですると、生まれてこの方FAXを使った事がなく、見るのも初めてだそうで、今まではメールで仕事はすませていたが、今回どうしても先方がFAXで返事(受領書)を送信して欲しいといってきたので、ドキドキしながら執務室に来た。ということでした。
FAXを見た事のない社会人・・・昔いたよね。
そうそう昭和の終わり頃の職場には、インターネットなんて言葉はなかったから、書類の送付は郵送が基本でした。FAXが導入されただけで大騒ぎだった事務所。
懐かしい。
今は、時代が一巡してインターネットが主流となり、FAXを見た事のない人が出没するようになったんだ。
私も長生きしたもんだねぇ~感慨深いやねぇ~
FAX初めての男の子と番号を確認しながらボタンを押して書類を入れ、スタートボタンを押すと同時に紙が上から下に移動して出てきました。
FAXからは先方へ送信するピコピコピーな音。
そしたら、出てきた書類を受け取った彼は、すごく慌てて
「書類、出てきちゃいましたよ。」
と、言っていました。
そういえば、昔もFAXに紙を入れたら、その紙が送信先に送られると思っていた人がいて、紙が出てきた→送れていないって、何回も送信しちゃった人がいましたよね。
ついでに言うと、垂直挿入するシュレッダーに書類を入れていて、自分のネクタイまで裁断しちゃう人とか、首絞められちゃう人とか・・・。
なんか、彼の行動を見ていたら、昭和の懐かしい思い出が蘇ってきました。
昔「新人類」と呼ばれた私達。(後に「バブル」と呼称されるようになりました)
今、時代が一巡して、再度新人類が出没(?)する時代が到来したようです。
FAXの送信を確認した彼は嬉しそうに部屋を出ていきましたが、もしかしたら、彼がFAXを使うのって今日が最初で最後になるのかもしれません。
そうなったら、私は彼の中で最初で最後の女になるのね。ふふふん。(FAX送信に関してだけど・・)
ちなみに、ドドメがインターネットで初めてメールを送った人は、今の旦那です。
彼もドドメの初めての人・・メールに関してだけど。です。