ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

阪和鉄道の痕跡に触れた4

2021-09-29 21:16:44 | 遊び関係

ずっと以前に、
と言っても今年の三月ですが、
阪和鉄道や阪和線の歴史などを紹介する
展示等が弥生博物館で行われました。

そんな展示も見に行き、
こんなん昔あったなあと感心すると同時に、
抽選で行われた講演会にも後に参加をし、
いろいろと話しも聞いてきました。

さりげなく利用してあちこちに行く
阪和線にはとてもいろんな歴史があり、
それらひとつひとつを
掘り起こしていくだけで
大変な作業があることも知りました。

そう、このJR阪和線についての
90年の歴史が、駅や路線など
様々な痕跡からたどったり
することができるのです。

こんな駅の表示が柱に張られているよ、
ホームがこんな形になって変な感じ、
石垣の形が変やなあといったことから
さまざまな想像や事実がわかります。

また中には昔の駅の記念誌とか
歴史的資料も図書館や愛好家から持ち出して、
ああこんな過去があったんだと
あらためて気づいたりとかもあり、
なかなかに奥深いものでした。

まあそういった「鉄旅」というか、
鉄道の歴史を探る旅を、
ではdoironも駅を通じて
探検してみようということで、
4月に三国ケ丘、富木、久米田の駅を
探索しました。
とはいえあまりこの辺の知識はなく、
表面をなでるような簡単な探索しか
できませんでしたけどね。
それはそれで今の知識では
満足できると思っておきましょう。

今回はそんな探索の続きとして、
天王寺、美章園、杉本町の駅を
探索してみようということで
出かけてみることにしました。

ではまず阪和線信太山駅から
各停→鳳で快速と乗り継いで
今回の一番遠い駅である
天王寺を目指しましょう。

信太山からだと約30分で到着します。



天王寺はJR阪和線の起点の駅です。
その駅の歴史は長く様々な形に進化しています。

昔は駅から地下道が伸び、
駅の外にある出入り口から
客は出入りもしていたようです。
なので天王寺駅には、
今は使われていない地下道が
あったりするようです。

そんな痕跡が駅構内にいくつか残っています。



これなんかは昔の地下道と
通じる場所なんかなあ。

そんな風に見ていくと、

ここにこんな石の階段があったりも
変な感じです。



電車を降りて、5、6番線を見てみると
ホームの幅が他の番線に比べて
非常に広いことがわかるのも、
このホームがかつての電車の線を
埋めた後のものだということも
過去のデータからわかるんだそうです。



それから、ホーム内での線路の
敷かれ方がこんな風にぐにゃりと
曲がっているのも変でしょう。

これも昔からの線路の変遷が影響していて、
こんな変な形のホームの線路に
なっているようです。
まあそんな過去のことなんかとは
これまであまり感覚的には
なかったですから、
石段や壁の出入り口、
ホームの広さやホームの線路の
ぐにゃり具合をもっと突き詰めてみよう
なんて気にはならないですけど、
確認はしておきましょう。



線路の突き当りには車止めが置かれています。

昔はねえ砂利が山のように積まれて、
その上に三角コーンが置かれていた感じなのに、
今はしっかりとショックアブソーバー的な
装置がで~んと置かれています。
頼もしいですねえ。

駅構内はそんな感じです。
次は外回りも少し観察に行こうか
と思うのですが、改札から外に
出たとたんにおなかが空いてきました。
本来だったら、電車旅ですので
ビールですが今はまだこんな時期ですから
繁華街の食堂ではアルコールはいけません。
ひとりだったら騒ぎもしないから
いいのになあとか思いつつ



具だくさん定食でまずは腹ごなしです。

続く


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