和泉市の山手にあるリサイクル環境公園に
菜の花を見にきています。
駐車場から見て奥の方に
菜の花の咲いている場所があるので
そちらに向かって、
写真を撮りながら進んでいます。
真ん中に大きなヤシの木が
ランドマーク的に立っています。
一枚、ぱちり。
しかしまあよくもこんな幾何学的な
姿になるものです。
造形の神様には本当に最敬礼です。
その日はお客さんも少ないですね。
見ていると、若い女性が大きな
カメラを持って歩いています。
ああ、写真が趣味ですねんといった感じで、
あちこちをきょろきょろ見ながら
歩いていますね。
近くにきたその人の手元のカメラをみますと、
おお~キャノンじゃないですか。
いい写真がとれるといいですねえ。
ここの花には名前の看板が立っていて
「菜の花」と書かれています。
でもねえ菜の花というのは総称なんです。
種の名前で言うと、
菜の花の種類は「アブラナ」と
「西洋アブラナ」というのが主流なんですが、
どうもここの花はセイヨウアブラナの様ですねえ。
葉っぱも少し大振りですねえ。
なんか菜の花を見ていると
お浸しが食べたくなってきます。
自然観照と食欲が一体化しています。
花が終わったら食品製造会社に
販売したりするのかなあなんて考えてしまいます。
この公園の土は、全体的に
赤というか濃い紫のような感じです。
肥料の影響なんかなあ。
なにも植えていないところには
全面にその色の土が広がっているだけなんですが、
こんな黄色の菜の花の姿は
一気に春を感じさせてくれます。
そうそう昔、潮岬に一月に行ったときに、
異常に暖かかった気温と
広がっていた菜の花が
あったのを思い出しました。
南の方はやはりあったかくて
春の来るのが早いなあって感じでした。
そんなことを思い出していたら、
今の季節に南の方もいいなあと、
旅心も一気に刺激されましたね。
帰ったら旅行の計画を立ててみよう
と菜の花園を見ながら考えていた
doironだったのです。
このリサイクル公園も今は
この菜の花がメインなんですが、
ところどころにこんな名残の
水仙が咲いていたりするので、
もう少し歩き続けてみましょう。
公園をぐるりと回っていくと、
運動公園の向こうに梅の
咲いているのが見えました。
ああ、普段はあまりそっち方面には
いかないので、今日はちょっと
様子を見に歩いてゆきました。
結構梅が咲いていますね。
そしてこちらにもカメラマンが
多くいます。
高齢者が多かったですねえ。
年金はたいていいカメラを
買ったのかなあ。
白い色の望遠レンズを付けている
立派なカメラを持っていたりします。
ここから見た谷山池の一部がこれ。
これを築いたのが東大寺の
大仏殿をつくった俊乗坊重源で、
彼を祈る石碑が公園の隅っこ
つまりこの池の堤防に立っています。
彼とともに讃岐からやってきた人たちが、
この近所の鍛治屋町に住んでいて
地名にもなって残っています。
あまり普段立寄らなかった場所には、
意外にも歴史的な遺物が
残っていたりしたので
ちょっと感激しました。
和泉市のリサイクル環境公園。
時折訪れると、季節に合わせて
いろんな花が咲いています。
この後は芝桜やポピー、
夏前になるとラベンダーが
においを放ちながら
きれいに咲き誇ります。
行ったことのない人は
ぜひ行ってみてください。
菜の花を見て
一気に春を感じたひと時でした。
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