ジム友が描いた絵手紙の展示会に来ています。
こんな日はねえ、ちょっとお絵かき人の
雰囲気を出すような格好で出かけてゆきます。
長い目のコートと頭にちょこんと
毛糸の帽子をかぶって、
ひょっこりと歩いてゆきます。
展示会は開いたばかりです。
まだ受付でバタバタしている様子で
「俺はここに座るから、あっちを見てて」
とか手配をしているようです。
みんなで集まってこんな展示会をやると、
そんな連帯が生まれていいですねえ。
きっとねえ、三日間の展示が終わったら
楽しい打ち上げとかがあったり
するんでしょうねえ。
少しずつこういうお絵かきの知り合いも
増えてきたのですが、
まだなかなかそんな友達はいませんね。
個展お疲れさんでしたと言いながら、
いっしょに喜んでくれる友達は
いるんですけどね。
なかなか共同作業というところまではいきません。
中に入ってゆき、入り口から
展示物を見てゆきます。
最初は大きな絵や写真とかも
並んでいますね。
展示されてある案内なんかを見ると、
どうもこの展示会は、地域の老人会の
集まった団体がやっているようです。
いいじゃないですか。
自分も含めてこういうことを
趣味に活動できる老人て、
なんかとっても心が
満たされているじゃないですか。
ここに展示されているのは、
そんな絵や写真だけじゃなくて、
もちろん絵手紙のほかにも
裁縫作品や手作りカバンとかいろんなものです。
思うんですよ。
こういう作品を残していくというのは、
老人にとっては、ひとつの
「死に活」でもあるんですよ。
自分は死んでも、自分の思いのこもった
なにかは残っていくという、
そんな満足感を満たしてくれる
ものでもあるのです。
doironにもそういうところは多くあって、
数々の作品も後世の人に少し
喜んでもらえたらなという気持ちも
含めて作っています。
それにブログだってそう。
ああ、先祖のあの人はこんなところを
ウロウロしてたんやって
わかったら楽しいじゃないですか。
doironだっておやじが歩いたであろう
お寺や山に行くのは
それなりに楽しいもんね。
そんな人間としてのいわゆる生物の
気持ちもここの展示会には、
ちりばめられているんでしょう。
楽しみに順々に見ていきますと、
おっこの辺から絵手紙が始まりますよ。
その展示されている人が
所属している老人会の名前なんかは
知らないので、一枚一枚作品と
書かれてある作者の名前を見てゆきます。
「この人のは絵がきれいやなあ」
「この人は言葉が良くて、
絵つぶやきになってるやん」とか
自分の参考にもしつつ見てゆきます。
そしてついに見つけました。
ここを紹介してくれた人の作品です。
絵、そのものは本人の承諾を
もらっていないので掲載しませんが、
テーマはひまわりです。
花びらの一枚一枚色の濃淡をつけて、
きれいに塗られています。
そして周りには、花びらも飛んでいて、
とてもきらびやかです。
そして言葉が「太陽のように輝いて」と
書かれています。
いいですねえ。
絵を見た時に感じた言葉を素直に
表現してはります。
ここまで書けたら、
きっと楽しいでしょうねえ。
見に来てよかったです。
この人はそこにはいなかったんですけど、
また新しい作品ができたら
見せてくださいねと
後日お願いしておきましょう。
十分満足して出かけた展覧会でした。
ご紹介ありがとうございました。
でもねえ、不思議ですねえ。
それにしてもあれだけわけのわからんほど
運動していた自分が、
今はこうして知り合いのお絵かき展で
ワクワクしているって
不思議ですねえ。
お絵かき展を通じて、なんか人生って
明日は全くどうなるのか
わからないなあという事を、
特に強く感じている今日この頃の
お絵かきおじさんなのです。
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