自治会で掃除をしたり、
お悔やみを申したりするときは
自治会所有の放送施設で、案内を流します。
我が町ではその放送役は
たいがいdoironが行います。
我が町の近辺に住んでいる方は、
第三日曜の朝なんかは
doironの美声を聞くことになるわけです。
市が流す防災放送とかは
ここからは聞こえない。
あくまで町内全体のお知らせ放送だ。
スピーカーは全部で2か所ある。
これがねえ、余り聞こえない
という町民が多い。
いや確かに長い間自治会の役員を
してきたが、これらを
整備したことがないので、
どこか悪いところがあれば
修理をしないといけない。
とはいえ、まだ全く聞こえないわけではない。
スピーカーの近くの人は、
声が大きくてdoironの美声が
やかましいわという人もいる。
苦情が来てもこれはまあ下がれないから、
みんなの前で
「できるだけ美声でしゃべって
いるんやけどなあ」なんて言いながら、
少しの時間やからできるだけ
我慢をしてやと心の中で言っている。
まあ文句を言う方も、
ボリューム落としたら
遠くが聞こえなくなるから
という気持ちは持っているから、
「頼むで」と一言いえば気がすむのだろう。
でもまあ声が悪いというのは、
よく聞く話だ。
だったらほかの人に、
しゃべってもらおうと思うのだが、
機械の具合だったらよくないだろう。
で、使っているマイクを見てみると、
もうマイクカバーが外れて、
マイクのセンサーに向かって
話をしているようなものだ。
それに、マイクをさしてあるところを
触ると、スピーカーから
ギシギシドシドシと変な雑音が流れるしなあ、
まずこれがどうも美声を
壊しているかもしれないという
感じがあるので、マイクを
変えてみることにした。
そのマイクは古いが
なんとソニー製だ。
これに対して、どんなマイクでも
使えるのかなあという不安があります。
古いアンプだから特殊なマイク
というわけではないだろう
という気持ちもあるけれど、
やっぱり不安だ。
まあとりあえず電気屋さんに
古いマイクを持って行って
相談してみるかと思い、
アンプの型式なんかも調べて
近くのヤマダ電機に出かけてみることにした。
こんなところにマイクなんて
置いてるかなあと、
一瞬不安になりました。
今は何でもネットの時代なんで、
スマホがマイクになりますよ
なんてこと言われないやろな
とか思いながら店内をうろうろしましたね。
でもねえ、やはりこういうマイクを
使う人は多いのでしょう。
高齢者のカラオケなんかも
これでやるだろうしね。
店の片隅に4~5本マイクが
並べられていました。
2500円から6000円くらいの
値段で並んでいます。
まあ歌手が使うような、
マイクの前にネットがあって
風圧を防ぐようなものは
もっとするんでしょうけど、
一本だけのおっさんマイクや
おばちゃんマイクのような形のものは
さほど高くなく買えるようです。
さあではここから問題です。
これらのマイクをさす
アンプの形によってマイクが
異なるんでしょうか。
ここは電気屋さんに相談ですね。
「あの~これ家の古いマイクなんですが、
これに会うマイクってどれかわかりますか」
と聞いてみると
「あ、6.3ファイの端子だから
どれでも行けますよ」とのこと。
「あ、アンプの種類とか、
オームの数とか血液型とか
干支や星座はいりませんか」
と聞くまでもなく、
使えるよというあっさりとした返事です。
そんなものなんでしょうか。
早速一番安いのを買って帰りました。
さてこれで使えるかと
試してみたいのですが、
「マイクのテスト中」なんて
流すのも変ですよね。
町会長がなんか変なことをやってるぞと
噂になります。だから、
町内清掃の朝の呼び出しが、
一発目のマイクテストです。
その時ならなかったら
とりあえず古いマイクで呼びかけです。
昨日がその日でした。
マイクを差し込みマイクのスイッチを
入れるところから緊張です。
「ブボバウワ~」と
変な音が鳴り響かないか緊張です。
無事に電源が入り、
マイクのスイッチを入れ、
ポンポンとたたくと心地よく
「ポンポン」となっているようです。
これはいけるようですね。
早速気持ちを込めて、
呼び出しの放送を流しましたら、
きれいな声が響いているではないですか。
まるで布施明か小椋佳が
しゃべっているようです(例えが古い)。
おかげさんで町内放送の問題は解決です。
何もわからないままとりあえず
解決したので良かったです。
人生、こんな具合に問題点も
解決していくこともあるのですね。
町内問題すこし解決したぞと
ちょっとほっとしたひとときでした。
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