(関)郡山駅でゲットした地図を
見ながら歩いてゆきましょう。
今日の目的はいろんな店舗の前で
飼われている金魚とかを見ながら、
市役所方面へと歩いてゆくコースです。
駅から線路に沿って南側に向かって
最初は歩いてゆきます。
お店もないあたりはふつうの住宅街なんですが、
一つだけ違うのが「マンホール」です。
そこを開ければ金魚が泳いでいる
ってそんなわけはありません。
マンふたのデザインが金魚なわけです。
商店街の中にはカラー版もあってこんな感じ。
道をぐるっと進んでいき、
大きな交差点のところには石が建っています。
ああ、この辺りは郡山城の外堀だったんですね。
金魚の養殖業が盛んだったから、
きっとお濠にも泳いでいたんでしょうねえ。
その堀跡が今は柳町商店街になっているんですね。
入り口のところには、
八幡神社もあります。
ああ以前ここを歩いた記憶が
よみがえってきます。
あの時は山のように使い古しのグローブが
置かれていましたが、
今は二つ置かれているだけでしたねえ。
中をぐるっと回って商店街の方に行きます。
金魚と書かれた登り旗が建ち、
そこのお店に書かれてあったのは、
金魚のスタンプラリーです。
金魚帳なんてのがあるようですね。
いろんな店の前で、
違った金魚が飼われています。
ここには銀色のランチュウが飼われています。
あ、ここでちょっと金魚の
勉強をしておきましょう。
金魚は中国で生まれた
変異のある魚から発展してきました。
学名に「金色の・・」という言葉が
つくので、日本では
「金魚」と呼ばれています。
じゃ、その金魚にどんな種類が
いるかなあって考えたら、
和金、出目金、琉金、ランチュウ
なんかはとてもオーソドックス。
どんな魚かというと前者二つは、
金魚すくいなどによく登場します。
しかし後者二つは目にする機会は少ないです。
ぷっくりしていて、
金魚すくいの「ぽい」では
なかなかすくえませんね
まず琉金は、その昔沖縄から
やってきたのでそんな名前に
なっているそうです。
和金よりぽってり太っていて、
ガラがいろいろときれいです。
そしてランチュウはそんな琉金に比べて
一番大きな違いは背びれがないことです。
なのでここで見た銀色の魚は
ランチュウということですね。
「らんちゅう」っていろんな
字があてられるけど、
昔の資料では「卵虫」といわれていたそうです。
この店は出目金ですねえ。
それからここは・・・
あまりに熱いので逃げています
とかかれてあります。
庶民的で笑いますね。
建物は古い家が多いですねえ。
お寺の前の家には鐘馗さんが
壁に貼り付けられています。
金魚に乗ってたら超名物に
なるのになあなんて
思ってしまいましたね。
まあ変なプレッシャーは
かけないようにしましょう。
そしてこの先の商店街では
お土産物のほか、立派な
金魚すくい場を設けていました。
夏の暑い一日ですが、
水辺を求めて歩いているので、
さほど苦痛ではなかったです。
そうかあ、金魚の絵を描くときには、
水も描かないとねということで、
絵を少しいじってみましょう。
金魚や出目金のまわりに、
水色のわっかを描くことで、
おお一段と感じよくなりました。
これで風鈴の絵は完成ですね。
昼食もいくつかお店もありましたが、
結局駅まで冷やし中華を
食べておなかを冷やしました。
金魚の町郡山の散策。
絵と歩きが合体した充実の散歩でありました。
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